最近、アイシャドウと口紅の色合わせのためだけに(汗)、百貨店のコスメカウンターへ何度か通いました。
コスメカウンターは平日の午前中が空いています。
で、その時間帯によく行くのですが、だいたいそんな時間にコスメカウンターにいるのは優雅な、着飾ったマダムたち。なかなか興味深く眺めてしまいました。
それなりの年月を重ねた方々も多く、いろいろな意味で感心。「トレビアン!(何故かフランス語w)」と素直に思いました。
わたしなんか結婚後、百貨店のコスメカウンターから離れてしまっていた!と大いに反省。
マダム達は実に楽しそう!
コスメカウンターで販売員のお姉さんと話しているマダムは実に楽しそう!
表情からしてイキイキとしています。刻まれた皺も実に魅惑的でお美しい。真っ赤に塗られた口紅もお美しい。パープルの髪も実にステキ。目にも鮮やかなサーモンピンクのシャツにもクラクラ。漂う香りはシャネル様ですか!とビビる思い。
たまたま隣り合わせたわたしにも実にパワフルに話しかけてくれ、つられてテンションがあがりますね!ついでにわたしの黒色のファッションにダメ出しもありがとうございました!みたいな。
人生経験豊富なマダムの言葉には重みがあり、胸にグサリグサリときますわー。でも、それがなんだか心地いい。
素直に頷いてしまっているわたしがいました。
ついでにいろいろなサンプルをわたしにも分けてくださりありがとうございます(*'▽')店員さんには迷惑をおかけしましたが・・・汗
マダムの姿はわたしの心に強く残りました。そう、目にも鮮やかなサーモンピンクのシャツと共に。
そして、女は何歳になっても女、と。
その姿勢を学びました。
記憶に残るお話。
今回のこの出会いにより、以前、ネットで拾った話が頭の中に。
朝日新聞の「ひととき」が素敵 98歳のおばあさんがデパートで服を買うか買わないか悩んでいる文がすごく読みやすい。締めも素敵 pic.twitter.com/6fxjpib94g
— 山菜うどん (@kusaudon) 2015, 1月 9
このセンス、ユーモアがステキ。
人生を楽しくするのは個々の心のありようなのだ、と実感させられます。
オシャレとは自分のスタイルを確立すること『服を買うなら捨てなさい』。 B!
わたしが60歳になっても、70歳になっても。
わたしが60歳になっても、70歳になっても百貨店のコスメカウンターにいるかどうかは甚だ怪しいですね・・・
そもそも、わたしの老後プランでは山奥にて自給自足の田舎暮らしなんですが(*'ω'*)え、という感じですな。それが実現すると、多分、百貨店には行かないなぁ。
でも、その頃になると、別の形でのスカイプみたいな形で化粧品の対面販売とかありそうですね。
インターネット接続を通じてわたしは田舎、販売員は都会。わたしの顔写真データを元に販売員の方がオススメのメイクを提案してくれる、とか。そして、気にいればその場でポチッと購入をすればもう翌朝には気にいったメイクキットが自宅に届きますよ、みたいな。
ま、これは妄想。
60歳になっても70歳になってもコスメカウンターに行く生活をしているわたしを思い描くことは難しいですが、いつまでも「女」であることを意識する、その気概をわたしの中に持ち続けていきたいと思います。