さて、砂糖断ち4日目のわたしですが、今のところ甘いお菓子の誘惑は退けられています。
で、その合間に読んだ『脱シュガー宣言!』。
『脱シュガー宣言!』を元にまずはいかに砂糖が罪深い存在なのか記載をしていきたいと思います。
人はなぜ砂糖に惹かれるのか?
砂糖は甘いですよね。その「甘い食べ物」を人の体のあらゆる器官を刺激します。
甘い食べ物は舌だけでなく、脳や十二指腸、小腸などを。そしてそれらとは別に、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)を上昇させます。つまり、満腹中枢を刺激して、わたしたちに満足感を与えてくれるのです!結果、空腹を感じさせる接触中枢を抑え、「もっと食べたい」という気分がなくなるという作用があります。
このような「もっと食べたい!」「満足した!」という情報をまとめるのが大脳にあります。
甘いもの(砂糖)を食べると、この部位も活性化され「エネルギーの元になる食べ物がある」という情報を脳の「ごほうび回路」に伝えます。
ごほうび回路とは?
この「ごほうび回路」とは、食べ物に限らず、自分の欲求が満たされた時に、活性化する脳の働きです。人はほめられたり、うれしいことがあると、ハッピーホルモンと言われるドーパミンなどの神経伝達物質が脳から分泌され、満腹感だけではなく「幸せ」という幸福感が得られるのです。
そして、このごほうび回路は血糖値があがることで活性化します。
結果として人は血糖値をあげやすい砂糖や、白米、小麦粉を食べたときに幸福感を容易く得ることができるのです。
そういう意味では砂糖がたっぷりと入ったお菓子はハッピーホルモンを分泌させ、人の心に快感を与え、不安を解消してくれる有り難い存在なのです。
これはやる気を起こし、集中力もアップさせてくれるのです。
砂糖中毒になっていませんか?
砂糖も麻薬と同じ。
麻薬ほど中毒性があるわけではないから~とはいえ、砂糖は十分に麻薬。日本人の9割はこの砂糖中毒に陥っているかもしれません。
「甘いものを食べると幸せな気分になれる」「イライラしたときに甘いものを食べると落ち着く」「仕事帰りにコンビニに寄ると、ついついケーキを買ってしまう」「お酒を呑んだ後でも、最後の〆はスイーツ」といったことに実感のある人は、すでに砂糖中毒になっている証拠です。
一度、砂糖がもたらす快感を知ってしまうと、脳はもっともっとと欲張ります。さらには体内から砂糖が抜けるとイライラしたり、怒りっぽくなったり、禁断症状が・・・
この症状って麻薬と全く同じじゃありませんか?まぁ、やったことがないので想像ですが(・・;)これが麻薬=砂糖の恐ろしいところ。
その状況で砂糖を取ると脳を刺激し、またもやハッピーホルモンが出るという・・・これを著者は「ごほうび回路」と呼んでおられる様子。
砂糖を摂りすぎるとどうなるの?
- 太ります。
- 老化ホルモンが分泌されます。
- 生活習慣病のリスクがあがります。
- ガンのリスクがあがります。
実に健康と美に百害あって一利なし。
そもそも、太るということ=肥満が健康によくありません。太ることは生活習慣病やガンのリスクが著しく跳ね上げる要因になるのです。
砂糖は摂らない方がいい!
人類の歴史では飢餓状態の方が長かったので、人間の体にはエネルギーがなくなってしまったときに、血糖値を上げるためのホルモンの方が多く備わっているほどです。
本来であれば、ブドウ糖が枯渇してしまったとしても、自分自身でエネルギー源(ケトン体)を作れるカイロ(ケトン体回路)が起動するので、(砂糖を摂取しなくても)まったく問題はないのです。
それなのに人類は・・・
米やパン、麺などの主食を1日3回きっちりと食べ、さらには精製された白砂糖がたっぷりと入った加工食品を食べるようになったのです。
結果、自分の体だけでは血糖値を下げる機能が追い付かなくなってしまい、様々な生活習慣病を引き起こしてしまう結果に。
現代社会で生きる以上、完全に砂糖を断つには相当ストイックな生活をする必要があると思います。
意思の弱い。わたしにはそれはちょっと無理そうなので、80%の砂糖を断つ!ぐらいの感覚で実践をしていきたいと思います。わたしの場合、甘い市販のお菓子をやめれば概ね断てると思うのですがー。
次は『脱シュガー宣言!』による、脱シュガープログラムを記載します~(こうやって砂糖という麻薬を断つ!脱シュガープログラム。)。
でも、砂糖を使ったお菓子をやめられない・・・。
下記のリンク先を見れば砂糖をやめようとまではいかなくても、減らそうと思うかも。衝撃的な画像です。何度観ても衝撃的な画像です。