先日、書店でこの本が目につきました。
帯、特に帯に心動かされました。
実践編食欲コントロールバイブル 大丈夫、暴飲暴食する日があっても「取り返すコツ」がある。
とな。色々と胸に染み入ります・・・
『あなたは半年前に食べたものでできている』の続編。
この本はベストセラーになった『あなたは半年前に食べたものでできている』の続きになります。
実はこの本も書店で目にして気になっていたのですが、立ち読みをして終わりました。
タイトル内容はいいと思うものの・・・アマゾンのカスタマーレビュー に指摘されているようにランニングのすすめ&ちょこっと食事のことみたいな内容で望むものじゃないな、と思って棚に戻しました。
で、その続きが今回購入した本になります。
『あなたは半年前に食べたものでできている 実践編バイブル』。
ベースとしてはやはり適度な運動(20分のランニング)&和食になります。
食欲をコントロールするための「食欲を乱さないための予防策」や「誰でも続けられる運動のコツ」「食べすぎてしまったときの対処方法」などをたくさん書きました。
食欲コントロールのいいところは、何回でもやり直しがきくこと、そして、いつから始めても遅くなんかないことです。
暴飲暴食してしまっても、運動をサボってしまっても、だいじょうぶ。いつだって、何度だって、取り返すことができます。
きわめてまっとうでオーソドックスなことが書かれております。「そうだよなー」と納得をすることばかり。
キチンと運動をしてキチンと食べる。
そして、食欲をコントロールしていき、たまに暴飲暴食をしてもまたいつも普通の食事に戻るようにすればいいだけ、と。
食欲をコントロールするための方程式。
(20分以上の体全体が汗ばむ運動+正しい食事を続けて2食)×3セット
『あなたは半年前に食べたものでできている 実践編』p26
正しい食事とは運動や生活で失った栄養素を含む、適切な質・量が揃った食事のことを指します。これを運動した後に続けます。
2週間の間に3食実践します。
例)
月曜日の朝:20分のランニング、その日の朝食と昼食は正しい食事。
週末:昼にジムへ行って20分間運動。昼食と夕食は正しい食事。
水曜日の朝:20分間のランニング。夕食と翌日の朝食は正しい食事。
これで3セット終了。このペースで続けていくとだいたい2週間から1ヶ月ほどで食欲が変わるようです。
そして、何よりも重視すべきなのは運動、それも20分間のランニングがオススメとのこと。運動によって体内を大掃除をして、食べるという理屈になります。また、適度な運動は食欲をコントロールする、とも。
この運動に関しては割愛しますが、わたしはウォーキング&ストレッチ&家事で代用します。
バランス良く食べることが体をつくる。
食欲をコントロールする6つの方法。
- 料理の際、野菜は切り方を揃えて丁寧に切ること。
- 食べるものを見つめる。
- 食べたものを写真に撮る。
- 心貯金は必ずメモする。
- 箸置きとランチョンマットを揃える。
- 消費・賞味期限に踊らされない。
このうち、心貯金がわたしの胸に響きました。
砂糖断ちの現在、甘いものを口にすると落ち込んだりしていました。でも、この本では・・・
正しい食事をする「体貯金」:心を癒してくれるものを食べる「心貯金」=8:2
の割合にすればOKよ!と書かれており、心が軽くなったものです。たまに食べる甘く美味しく、ふわふわしたものは心貯金なんだわ、と。
また、そのほかに「SNSの料理写真は見ない。食べるものは自分で決める」「みそはサプリの代わりになる」「わたしの家に砂糖がない理由」「なぜ食品添加物をとってはいけないのか」などなども心に響きました。
料理とは「食べられる状態にすること」。
今回、一番胸に響いたのはここかもしれません。
一応専業主婦ですので毎日の料理は作りますが、基本的にわたしは料理が苦手ですし、さほど好きではありません。
味や見てくれは二の次、と言ってしまうと、料理人の方や料理研究家の先生に怒られそうですが、あくまでも素人が「食欲コントロールを身につけて、一生太らない健康な体をつくる」という観点からすると、ただ切っただけ、並べただけの食事も、立派な料理です。
心に響きましたね~。
そうだよね、と。大切なのは健康な体を作るために自分が食べるものをコントロールすることなんですよね、と。
巻末に料理レシピなどが記載されており、まずはアクアパッツァとデトックススムージーから作ろうかな、と思っています♪
個人的には極めてまっとうなことをまっとうに書かれている印象です。
食欲をコントロールするにはやはり食べるものだけで考えるよりも、運動という刺激が体には必要なんだな、と実感。