きっかけは風邪でした。
熱が出て、咳と鼻水が止まらなくなり、頭痛が発生をして、リンパが腫れている・・・と。でも、熱は38度までいかなかったので、市販の薬で誤魔化し、誤魔化し。
が、頭痛がやまない。目が痛くなる。目が常にゴロゴロしている。目ヤニが止まらなくなる。目が霞んでくる。充血してくる。でも、アレルギー時期に感じるかゆみはほとんどない。
とはいえ症状は日増しに悪化していき「市販の目薬では間にあわない!こりゃやばい」と観念をしまして眼科へ飛び込みました。
診断の結果は「はやり目(流行性角結膜炎)」とのこと。
ちょっとビックリを。大人になってからはやり目というのか流行性角結膜炎になったのは記憶にある限り初めてでしたので・・・「これ、感染するで、簡単に感染するで」と言われ、この週末の予定すべてキャンセルをしました(涙)
「一緒にふろに入る」とか「一緒にプールに入る」とかしない限り感染は大丈夫だと思うのです(多分)・・・が、「2時間ごとに目薬をさせ!」と言われたことがネックになりましたねーまた、万が一にも感染させると怖いのでおとなしくするに限りますね(^^;
2時間ごとに目薬・・・しかも3種類・・・「3種類の目薬を5分ごとに」と言われてトホホです。
はやり目(流行性角結膜炎)とは。
日本眼科学会のHPによりますと・・・
ウイルス性結膜炎とは
ウイルスの感染によって引き起こされる結膜炎です。結膜炎の中ではアレルギー性結膜炎と並んで、患者さんの多い病気です。結膜が充血し、目やにが出たり、涙が自然に出て、ゴロゴロした目の痛みが出てきます。原因のウイルスには、アデノウイルス、エンテロウイルス、ヘルペスウイルスなどがあります。いずれも他人からウイルスが体に入って発症するものであり、他人に感染させる力も強く、家族内感染や学校内の集団感染などの原因になります。
思い当たりすぎます・・・汗
(1)流行性角結膜炎
感染力が強く、昔から一般に「はやり目」と呼ばれているものです。アデノウイルス(8型、19型、37型、54型など)によって起こります。症状として は、結膜が充血し目やにや涙がたくさん出て、眼痛を伴うことがあります。アレルギー性結膜炎と違って、かゆみはほとんどありません。耳の前や顎の下にあるリンパ節が腫れることもあります。症状の強い人では、結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることがあり、特に小さなお子さんでは成人より生じやすい といわれています。この病気の潜伏期は約1週間から10日です。最初は片目だけに発症しても、数日中にもう片目に症状が出現することがあります。通常、発症してから約1週間に病状のピークがあり、その後徐々に改善してきますが、炎症が強い場合は黒目(角膜)の表面に小さな濁りが残ることがあります。そのた めに曇った感じが続く方がいます。これは時間とともに徐々に消えていきますが、副腎皮質ステロイド薬の目薬を使うことがあります。濁りが完全に消えるまで に数か月かかることもあります。
個人的に濁りというか霞みはもうキレイに消えました。が、酷い時は数カ月かかることもあるんですね・・・
また、確かに当初は右目だけだったんですが、左目にも症状があらわれてしまいました。。。
はやり目(流行性角結膜炎)診療の流れ。
まず、先生に診察を受けました。
見るなり一言で「はやり目(流行性角結膜炎)」とあっさりと診断されました。その後、屈折検査や眼底検査、眼圧検査、視力検査などが行われ、再度、先生の前に。
処方する薬の説明と今後の治療の流れが説明されました。
時間としては45分ほどですかね。待ち時間も合わせると確実に1時間以上はかかっています。眼科は行くたびに視力検査が行われるのが面倒くさいですね・・・その分、お金もかかりますし。ま、理屈は分かるのですが、これもあって眼科はついつい遠のきがち。
費用:2,610円
2回目。先生の診察だけ。
費用:380円
3回目。眼圧やドライアイ検査、先生の診察など。
費用:760円
はやり目(流行性角結膜炎)に処方された薬。
飲み薬 | セレコックス錠 | 炎症をやわらげたり、痛みを抑える薬。 |
---|---|---|
レボフロキサシン錠 | 細菌による感染症を治療する抗菌薬。 | |
目薬 | ベガモックス点眼液0.5% | 細菌による感染症を治療する点眼薬。 |
フルオロメトロン0.1%点眼液T | 目の炎症を抑える点眼薬。 | |
アイケア点眼液 | 角膜や結膜を保護して傷の治療を促す点眼薬。 |
目薬だけかと思っていましたら、飲み薬もあってホッとしました。飲み薬のおかげでリンパの腫れなどを抑えることが出来、痛みも治まりました。
目薬はさすがの威力を発揮してくれまして、症状は一気に落ち着きました!2時間ごとに目薬って超面倒くさいし、なんか苦い味がするし、痛いんだけれどね( ;∀;)
費用:1,260円
2回目は上記の点眼液が残っていたので処方されず。
3回目で処方された薬。
ペミリドン点眼薬 | 目のかゆみ、充血などのアレルギー性結膜炎の症状を改善する点眼薬 |
レホフロキサシン点眼薬 | 最近による感染症を治療する点眼薬 |
ブロムフェナクNa点眼薬0.1%「ニットー」 | 目の炎症を抑える点眼薬。 |
飲み薬は無し。
費用:800円
しばらくは通院する様子。
今までも軽いはやり目にはかかっていたのかもしれません。が、それにわたしが気づいていなかった可能性もありますね~
悲しいことに通院はしばらくある様子。多分、経過を見て、ということになるのでしょう。あと1回で済めば恩の字だけれど、2回か3回通う可能性もあるなー病院へ通うのって面倒くさいですよね・・・
今年、ひそかに病院にかからない!ことを目標としていましたが、早くも5月にて挫折をすることになったのも残念。
さてさて、最後はわたしの愚痴です・・・愚痴は嫌だ―ということはすっ飛ばしてくださいまし。
症状が軽い場合は市販の薬でも治る様子。
愚痴、医者との相性問題。
今回、かかった眼科医は何度かお世話になっています。
そのたびに「なんだかなぁ」と思ったりも。会話のリズムが違うというか、ノリが違うというか、テンポが違うというか、どうにもこうにも苦手な医者です。そう、苦手というか嫌いなタイプかも。これが上司や同僚だったら発狂するねーというレベルw
相性があわないんだろうなー
内科とか歯科、耳鼻咽頭科などはもうお気に入りの先生がいて、同じところに通っているのですが、眼科はいいところが見つからず・・・そもそもわたしの住んでいるところでは眼科が少なくて選択肢がないというのがそもそもあるのですが。
結婚後、2つの眼科医院にかかりました。
- 一度目に通った眼科 → ダメだ、こりゃヤブだね、という感じ。近所での評判も概ねそんな感じ。いつ行っても空いている。
- 現在、通っている眼科 → 診断とか処方は正しいのかも。でも、医者の感じが超悪い。いつ行っても混んでいる。
という感じでどうにも「アタリ」に巡り合えませんw
前のヤブ医者に戻るか、相性の合わなさを我慢して現在の医者に通うか・・・やっぱり3番目の医者を探すか、微妙に悩みますなー現在の医者、慣れるかなーと思ったのですが、まったく慣れませんね・・・
今回、久しぶりに行って、先生の顔を見たら「むかっ」という気持ちが自然に沸いてきたほどですので(汗)。
やっぱり、わたしの精神衛生上、新しい眼科医院を探そうと思います!
とりあえず、当面は治療に専念ですね。
はやり目(流行性角結膜炎)は意外と誰でも掛かる病気だそうですので、皆さまも気を付けてくださいませね。