真剣に敏感肌に立ち向かうことにしました。季節が変わるたびに皮膚科へ駆け込むのも億劫です。
そこで皮膚科へ向かい、荒れたお肌が安定したことを確認してもらいがてら、以下を処方していただきました。
- クラシエ十味敗毒湯エキス錠
- FAD錠10mg「ツルハラ」
- リボビックス錠10mg
- ヒルドイドローション
いずれも美容に敏感な方、脂漏性皮膚炎や酒さの悩みをお持ちの方にはお馴染かもしれませんね。
一つ一つ見ていきましょう。
クラシエ十味敗毒湯エキス錠。
十味敗毒湯はニキビや湿疹の漢方薬として有名。
クラシエのサイトによりますと以下のように記載されています。
「十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)」は、患部が湿潤型でじゅくじゅくしているときに、肌をふさいでいる余分なものを出すとともに、「水(すい)」や熱を発散させて、肌を正常にしていく処方です。この薬は、有名な江戸の医者、華岡青洲が中国の処方を応用し、日本人向けに創った薬として広く使われています。
春はデトックスの季節と言います、十味敗毒湯に期待をかけようかと思いまして。また、第83回 『十味敗毒湯は特に女性にオススメな漢方薬です!』 によりますと、
桜皮を配合する『十味敗毒湯』が、皮膚のエストロゲン分泌を促進してニキビが改善することがわかりました。
と書かれており、ストレスからのホルモンバランスの乱れには自信のある(?)わたしは試してみます。お肌がツルツルになるといいのですが。
漢方薬ですので飲むのは食前、食間がいいような気がしますが、何故かわたしには食後に飲め、と処方されています。謎。素直に食後に飲みますが、謎。
1回6錠×3回。
春は毒出しの季節、冬の間に貯め込んだ毒素をうまく排出しよう。
FAD錠10mg「ツルハラ」とリボビックス錠10mg。
いずれもビタミンB剤になります。
ビタミンBは肌を作り出すために必要な栄養素。そのため、肌トラブルに見舞われた時の原因の一つにビタミンBの不足によることが多いとされています。
その中でもビタミンB2はビタミンB体内に蓄積することが出来ない「美容ビタミン」で、肌や髪、爪を健康に保ち、ターンオーバーを正常にする働きがあります。ビタミンB6は女性特有の体のだるさを軽減してくれたり、肌荒れや脂性肌を整え、皮脂の分泌をコントロールしてくれます。
FAD錠10mg「ツルハラ」 | ビタミンB2 | ・身体の新陳代謝を正常に保つ。 ・ビタミンB2の欠乏または代謝障害によって生じるいろいろな病気(口内炎、湿疹など)の予防や治療に用いられる。 |
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リボビックス錠10mg | ビタミンB6 | ・生体内の代謝(アミノ酸、脂質、糖などの代謝)に関与。 ・ビタミンB6の不足によって起こる皮膚、粘膜、神経の炎症や貧血の治療や、食事などから十分なビタミンB6がとれないときの補給に用いられる。 |
皮脂のコントロールをしたいな、と思いまして(^^;
特に暑い季節になると、皮脂が浮いてくるんですよね・・・若い頃からそれが体質だとあきらめていましたが、頑張ってみます!
アイハーブ(iHerb) でビタミンBサプリメントを購入しても良かったのですが、病院で処方してもらえるなら処方してもらおうか、と。それに昔、サプリメントで摂取していた時は特に効果を感じなかったこともあるんですよね。。。
1回1錠×3回。
ヒルドイドローション。
今回の最大の目当てはこれ、ヒルドイドローション。
一部では「究極のアンチエイジングクリーム」と呼ばれています。以前からその存在は知っていましたが、保険適用のため医者の処方が必要。
いつもお願いを忘れていましたが、今回は忘れずにできました!皮膚科医と顔なじみ(涙)のわたしはストレートに「わたしの敏感肌のためにヒルドイドローションをください」と告げました。すると、あっさりと「いいよ」と。
ヒルドイドローションは皮膚科医にとっては馴染の処方のようですので、「お肌が乾燥してガサガサで辛い」と告げれば処方してくれるそうです。
でも、そんな、わざわざ病院へ行くのは面倒だわ、という方はヒルドイドローションとほぼ同じ処方だという下記のローションで代用でもいいかもしれません。
さて、ヒルドイドローション。
ローションという名ですが、テクスチャはミルクです。
伸ばすとこんな感じ。もっとベタベタするのかと思っていましたが、意外とさっぱりとしていました。量が少ないのかな(^^;
とりあえず、ラ ロッシュ ポゼ 公式オンラインショップ のターマルウォーターをシューッとした後にヒルドイドローションを塗ってみました。本当に乳液のように使えますね!
ヒルドイドには保湿効果と血行促進作用、抗炎症作用があり、乾燥肌の治療に有効だとされており、肌荒れ後のガサガサ肌の管理人にピッタリ。実際に使ってみるといい印象を抱いています。
というわけで、肌荒れ後の回復途上のお肌にしばらく使い続けてみたいと思います。
ずっと使うというのではなく、肌荒れ時のレスキュークリームとして使う予定ですが、使用感によっては分かりません。
※追記、その後、わたしにヒルロイドローションはあまり合わないことが分かりました( ;∀;) というわけで1回で使用を終えました。残念。
肌が荒れる前に、予防のために皮膚科へ通う。
今まで肌荒れ時に皮膚科へ通っていましたが、今後は定期的に皮膚科へ通うことに腹をくくりました。面倒くさいわぁ、と避けていたのです。。。
そして、皮膚科と二人三脚で敏感肌の揺らぎをコントロールし、同時に敏感肌を少しでも強くできるといいなと願っています。
ちなみに今回、診察代+1ヶ月分の漢方薬とビタミン剤、ヒルドイドローションすべてあわせて料金は3,000円以下でした。保険適用とはありがたいものだ、と実感しましたことよ。
1日でも早く、少しでも健康的な肌になりますように。
生活と心を整え、同時にお肌も整えていきたいもの。