手作り石けんで有名な前田京子さんの新作が出版されていました。タイトルは『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』。
読後、すぐに日本産の天然蜂蜜とマヌカハニーを購入しました。わたしが購入したのは以下になります。
国産の蜂蜜がお高いのは分かっていましたが、マヌカハニーはそれ以上にお高いですね・・・トホホ。
ちなみに今回、マヌカハニーなるものを初めて購入しました。存在は知っていましたが、それがどう体にいいのかよくわからなかったんですよね(^^;
そのあたりを、今回の本で勉強に。
前田京子著『ひとさじのはちみつ』。
同著において蜂蜜が体にいい理由や効果的な使い方、摂取方法、そして、買うべき蜂蜜などが記載されています。
はちみつを常備するのは、家にちょっとした薬局があるに等しい。軟膏と絆創膏、目薬、歯みがき、胃薬、風邪薬、手作りイオン水、非常食…。はちみつの新しい使い方を、その薬効とともに、楽しく具体的に紹介します。
目次。
1 ひとさじのはちみつを寝る前に
2 もうひとさじのはちみつは、目覚めのお茶とともに
3 ひとびんのはちみつは、理想的な非常・保存食
4 はちみつで歯を磨こう
5 大汗かいたら「はちみつ水」(手作りイオン水)
6 はちみつ化粧水とはちみつのお風呂
7 はちみつ軟膏とはちみつ絆創膏
8 はちみつパックとはちみつクレンジング
9 はちみつ目薬
10 はちみつの胃薬
11 はちみつとビタミンCで、見えない敵と闘う その1
12 はちみつとビタミンCで、見えない敵と闘う その2
13 はちみつでおなかすっきり
タイトルのつけかた、並びが前田京子さんらしくて見ているだけウキウキしますね♡
ひとさじのはちみつによってもたらされるもの。
気管支が弱いわたしは子どもの頃から喉のイガイガによく悩まされていました。
その時に、母親は大根と蜂蜜で作ったホットドリンクをわたしに作ってくれました。それが効果てきめんで今でも風のひきはじめに蜂蜜をペロリと。
その経験から感覚的に蜂蜜は喉にいい、と知っていましたが、その根拠をこの本で教えてもらいました。
喉が痛いときや咳が出るときなどは、上を向いてゆっくり頭をまわし、はちみつが喉の患部に当たるように意識しながら時間をかけて飲み込む。
はちみつが当たったところは湿布を当てたかのようにひりひりとして、「ああ、きくきく!」という感じである。
この時に使う蜂蜜は「そばみつ」や「マヌカハニー」がオススメだそう。
はちみつは各種ビタミンやミネラル、酵素、抗酸化物質の宝庫で、真菌や最近に対する殺菌力もめっぽう強い。
この殺菌力は最近、流行しているインフルエンザにも効果的だそうですよ!この本を読んでから、やたらと蜂蜜を食べまくっている我が夫婦はこの冬、風邪知らずで過ごしております♪
虫歯菌・口臭の予防、歯槽膿漏の予防、スキンケア、軟膏、目薬(!?)、胃薬、などにも使えます。
そう、ひとさじのはちみつはあなたの体を健やかに軽やかに導いてくれます。
効果的な蜂蜜の摂取方法。
以下の方法を推奨されています。
- 夜、寝る前に。
- 朝、起床直後に。
健康のために蜂蜜摂取を考えている場合、空腹時に摂取するのがいいようですね。その際、金属のスプーンは使わないように!金属が蜂蜜に触れると変質してしまう可能性があるようです。オススメは木やガラス、陶器のスプーン。
夜のひとさじのはちみつ。
夜、寝る前に?歯を磨いた後に蜂蜜を摂取するの?と思われた方。大丈夫、蜂蜜は虫歯や歯周病の予防に効果があるんですって!
「はちみつはミュータント菌の活動を抑えるため、虫歯を作りません」
というわけで蜂蜜で歯を磨いて洗い流した後、口臭・虫歯予防のダメ押しに蜂蜜を口の中に広げるのもアリだそうですよ。
そして、もう一つ。蜂蜜には鎮静作用があり、ストレスを取り除いてくれるため、安眠剤としても優れた働きを。
朝のひとさじのはちみつ。
起床し、歯を磨いた後にひとさじのはちみつを飲むことをすすめられています。
はちみつの糖分は、砂糖と違ってそのほとんどが、すでにブドウ糖と果糖に分解されているから、寝ぼけた脳の細胞にすばやくダイレクトに燃料を投下してくれる。
しかも、はちみつは、各種栄養素をからだに吸収されやすい形で含んでいる栄養素だ。クエン酸、グルコン酸、コハク酸などの有機酸やアミラーゼ、グルコースオキシターゼなどの酵素類、ビタミンB1、B2、B6、ニコチン酸、葉酸、パンてトン酸、コリンなどのビタミンB群だけでなく、さまざまなビタミンをバランス良く含んでいる。アミノ酸を全20種類、カルシウム、鉄、銅、マンガン、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを全27種類、それにポリフェノールなどの各種抗酸化物質などなど。
そんな栄養素豊富な蜂蜜に唯一、足りないものがビタミンC。
はちみつはビタミンCと一緒に。
蜂蜜を摂取する時・・・
ビタミンC豊富な緑茶、ローズヒップティー、ハイビスカスティー、柿の葉茶、または、フレッシュなレモンやライムと組み合わせるとより体の免疫力を高めてくれ、病気の治療効果が高まるそう!
わたしはローズヒップティーとハイビスカスティーの茶葉をそれぞれ購入し、好きなようにブレンドをしてお茶に。そして、蜂蜜を舐め舐めしながら、お茶を飲んでいます。
そして、飲み終えた茶葉にも蜂蜜をかけて、間食としてペロリと食べることも。このあたりのわたし流蜂蜜の使い方はまた具体的に紹介をしたいと思います。
とにかく蜂蜜とビタミンCは非常にパワフルにウィルスや細菌を追い払ってくれるのだ!
参考 現在は、リポソームビタミンC + マヌカハニーに夢中!
買うべき蜂蜜、とは。
今、世の中に出回っている蜂蜜には精製、加糖、加熱などの加工をされたものも多くあります。
それらの純粋ではない、加工された蜂蜜には天然の純粋な蜂蜜が持つ医薬品としての効能はまったく期待できず、栄養価も大きく損なわれています。
少し引用が長くなりますが、以下の文章を紹介します。
ハチは運んできた蜜を巣に帰ってから吐き出して唾液の酵素と混ぜ、それを受け取る係りのハチに引き渡す。酢の蔗糖はハチの持つ酵素でブドウ糖と果糖に分解されるのだ。花蜜は巣房に詰め込まれるが、働きバチの姉様たちは、せっせと羽ばたいて水分を飛ばし、蜜を濃縮していく。十分に濃縮されたらその後巣房は蓋をされ、その中でゆっくり時間を過ごした蜜は次第に熟成されていく。
だが、早く製品にしたいからと自然の摂理を待ちきれず、急いで収穫したはちみつは完成しきっていないので水っぽい。
そこで、濃度を上げるために水あめや「人工転化糖」(蔗糖をブドウ糖と果糖に人工的に転嫁させたもの)を混ぜた「果糖はちみつ」、水分を飛ばすために加熱した「加熱はちみつ」が作られるというわけだ。また、かさ増しのために水あめなどが加えられることもあるだろう。
加工蜂蜜の場合、加工したり、蜂蜜以外のものを加えられたりすることによって、蜂蜜本来が持つ風味や栄養素、効能が失われているといえるでしょう。
買うべきは、加熱のない天然の純粋な蜂蜜です。
砂糖断ちのお供にも大活躍。
個人的にわたしは現在、砂糖断ち をしています。
砂糖を使わない代わりに、料理、特に和食などの甘味にはちみつをよく使用しています。砂糖に比べると蜂蜜は優しい甘さですね。一時期はメープルシロップも取り入れていたのですが、現在はもう使っておりません。蜂蜜でかなり満足をしている感じですね。
日本産の蜂蜜はどうしてもお高いので、500g1,000円~1,500円程度の海外産の蜂蜜を普段使いにしています(^^;
産地や収穫によって甘みや風味の違いを楽しめるのがまたいいですね。また、異国に思いを馳せることができるのも魅力的だったりも。
店舗によってかなり揃えている蜂蜜が違っていたりしますので、見ているだけで愉しい~(*^_^*)
また、最近は アイハーブ(iHerb) を使って海外から蜂蜜を個人輸入することも多いですね。尚、蜂蜜は綿税額を超えますと、関税がぐんっと跳ね上がりますことを記載しておきます。また、初めてのアイハーブをつかっての個人輸入でしたら、iHerb(アイハーブ)で初めての購入方法 を参考ください。
【注意】蜂蜜(Raw Honey)について: 蜂蜜は、注文金額が免税の範囲(15,500円)を超えた場合、50%の関税がかかりますのでご注意下さい。
海外のハチミツは国産の滑らかさと異なる力強い野性味がありまますよ!
参考 iHerb(アイハーブ)
次回は はちみつを使ったスキンケア を紹介しますね。本当にうっとりとするような、しっとりとした潤いパワー(*'▽') はちみつは40代女のくたびれた肌に素晴らしい働きをしてくれました。