ごきげんよう、今年の花粉症は例年に比べるとマシだなぁ、と実感しているワタノ(@Watano_Yuki)です。
〔参考〕さらば、花粉症!より効果的なのはウコンの摂取 or 砂糖断ち?
とはいえ、多少のアレルギー症状は出ております。
目がしょぼしょぼ、喉がイガイガ、鼻水ずるずる、頭がクラクラ、みたいな。
でも、薬で抑えるほどじゃない・・・そんな時は薬局で売られている「はっか油」が使えますよ、というお話。
「はっか油」とは。
シソ目シソ科ハッカ属の、ハッカソウ(Mentha属の雑種)の乾燥した植物体を水蒸気蒸留した精油。精製して香料などに用いる。用途は広い。
はっか油の入ったボトルをそのまま鼻に近づけると、スーッと抜けるような爽快感を味わうことができます。このスーッと抜けるような爽快感が花粉症などアレルギー症状の軽減に役立ちます。
余談ですが・・・「はっか」と「ペパーミント」との違いは和名か洋名かの違いだけです。
日本で栽培されたハッカ(薄荷)は通称を和種薄荷と言い、海外ではJapanese Mintと言う。学術的にはMentha Arvensis種として、欧米で栽培される洋種薄荷(Mitcham Mint、Mentha Piperita種)と区別される。
が、精油の「はっか油」と「ペパーミント精油」になると成分的に微妙に異なる部分もあるようなので、お好みの精油が見つかるまで探すのも楽しみですね♪
マスクに「はっか油」の香りを移す。
これは本当に有効です。
一般的に知られているのはマスクの外側にはっか油を1滴、という使い方だろうと思います。マスクの内側じゃないですよ、外側です。
が、この使い方は耐えられる人と耐えられない人に分かれると思います。はっか油の香りはたとえ1滴といえども強烈ですので。ちなみにわたしは耐えられませんでした。何度か挑戦したもの・・・なかなか厳しいですね。涙があふれるのでドライアイにはいいかも!?
そもそも、都合よく1滴だけをマスクの外側に垂らすというのも慣れていないうちは至難の業。
で、わたしはこの使い方をしていませんでした。
そんな時に手にした前田京子さんの『はっか油の愉しみ』で感動の出会いが。そうか、こうやってはっかマスクを作るのか、と。
はっかのマスク。
材料・道具
材料はこれだけです。
- はっか油 5滴
- 脱脂綿 1枚
- 市販の不繊布マスク 10枚
- 大きめのジッパー付袋 1枚
作り方・使い方
- 脱脂綿にはっか油を垂らし、ジッパー付ビニール袋に入れる。
- はっか油を含ませて脱脂綿に、マスクの肌に当てる側が触れないように気をつけながら、マスクをまとめて袋に入れる。
- 軽く空気を入れ、袋をやや膨らませながら、空気が漏れないように封をする。
1時間以上置いて、はっか油の香りがマスクに移るのを待って使用する。
効能
ほこりやチリ、花粉、排ガスよけ、喉や顔の乾燥防止。抗菌、保湿。風邪の予防。
はっかマスクをやってみた。
さっそく、はっか油の香りを移したマスクを顔につけ、外を歩いてみました。
感動しました。そうか、この方法ならはっか油の香りもほのかでさわやか~。花粉もいつもよりマシな気が(笑)。
はっか油は割と強烈な香りなので、マスクに直にはっか油を垂らすと相当に強烈な香りが鼻と目を直撃します。
それがいい!という人もおられるみたいですが、わたしには無理でした。
何よりも目にもはっか油の攻撃がきまして、涙がぼろぼろ。ま、花粉が洗い流されていいのか?ドライアイ的にも潤いができてOK?
いや、でも、こんな状況では仕事ができない~
ということで、働いていた頃のわたしは小さい容器にはっか油を入れて持ち歩いていました。で、たまにその香りを嗅ぐ、という感じで花粉の時期を乗り越えたものです(インフルエンザの時期なども乗り越えられます)。
これをやると頭もスッキリとしますし、昼食後の眠気防止にもオススメ。後、気合を入れるぞ!という時などにも。
でも、このマスクがあれば常に鼻がスッキリ頭もスッキリ、眠気ともオサラバできるかも!?ただ持続性は弱いので、1日は持たないかもしれません。
そんな時はやっぱり、上記のボトルで香りをかいで頭をシャキーンと。ええ、シャキーンと。
鼻水がズルズル、目がショボショボ、そんな時に是非、はっか油を取り入れてみてはいかがでしょうか?
相当に刺激がありますので、お肌の弱い人はかぶれる可能性があります。基本的には直塗りをしない、ぐらいの感覚の方が正解かも。わたしはガンガンに使っておりますが(^^;
お肌につけるときはワセリンや植物オイルなどで希釈する & パッチテストも必ずね。