久しぶりにゼラニウムの精油を入手しました。久しぶりにその香りを嗅ぐとハッとさせられますね。
虫よけスプレー作りのために使うつもりでしたが、入浴、足欲、ホットタオル、芳香浴、洗濯に現在、フルで活躍させています!今、我が家はゼラニウムの香りで部屋が充満中。
意外と主人も気にいっているようなので遠慮なく(笑)
40代女性には嬉しい効能がいっぱいあるゼラニウム。ホルモンバランスが崩れがちで体調や心が何となくの不調や疲れを訴えてきた時、病院に駆け込む前にゼラニウムの精油を使ってみませんか?
精油にしては比較的安いこと、そして、使用が比較的容易いこと。女性が好きな甘い香りであることもオススメする要因ですね(^^)/
- 精油を直接、お肌に塗らないでください。
- 引火する可能性があります。火気に気をつけてください。
- 高温多湿や空気、紫外線を嫌うので蓋を閉め、冷暗所で保管。
- 純粋な「精油」を使いましょう。
- 妊婦や子どもが使用する場合は特に注意をしてください。
ゼラニウムの精油。
科名 | フウロソウ科 |
---|---|
種類 | 多年層 |
産地の例 | フランス、スペイン、モロッコなど |
注出部位 | 葉 |
精油製造法 | 水蒸気蒸留法 |
成分の一例 | シトロネロール、ゲラニオール、リナロール、メントン |
作用 | ・精神と肉体のリズムのバランスを整え、うつ症状を鎮める。 ・心身の緊張による情緒不安定を癒やし、ストレスを和らげる。 ・内分泌系(ホルモン分泌)調整作用に優れ、生理のリズムの乱れを整える。月経時や更年期のトラブルを和らげてくれる。 ・むくみを軽減させる。 ・スキンケアにはどんな肌質も使用可とされている。 |
使用方法 | 月経時の不調や緊張感に(沐浴法、足浴包) |
香りとしては非常にはっきりとした個性があり、甘やかで華やかな香り。ウキウキするような香り。
ローズの香りに似ているとよく言われますが、個人的にはピンっとこなかったり。ローズはローズ、ゼラニウムはゼラニウムという個性があります。が、目安としてローズのような甘く華やかな香りが好きな人はゼラニウムの精油が好きでしょう。
個人的には非常に好みの香りですので、わたしはこの香りを嗅ぐと分かりやすくテンションが上がります。ちょっと疲れている時、落ち込んでいる時、イライラしている時などに是非、試したい精油ですね。
また、ホルモン調整作用に優れていますので、生理や更年期に関する悩みを抱えておられる方が最初に手にする精油としてもオススメ。
精油にしては比較的お手頃価格なので、1本手元に置いておくと重宝するかも。
参考『1回で受かる! アロマテラピー検定1級・2級テキスト&問題集』
ゼラニウムの精油の使い方。
精油にはいくつか使い方があります。
わたしが実際に行っている使い方も含めて紹介をしていきたいと思います。
- 芳香浴法
- 沐浴法
- 蒸気吸入法
- トリートメント法
芳香浴法。
ティッシュペーパーやハンカチなどに精油を1~2滴落とし、室内に置いたり持ち歩いたりしてその香りを楽しむ。
但し、ハンカチの素材によってはシミになる可能性もあります。
また、わたしはズボンの裾にダイレクトに垂らしている時もありますが、その時もシミになる可能性がありますことを付け加えておきます。
キャンドル式芳香拡散器(オイルウォーマーやアロマポット)や電気式芳香拡散器を使用。1~5滴垂らす。
個人的には電気式よりもキャンドル式の方が好きです。電気式は「強引に拡散してまっせー感」がありまして(わたしの思いこみ・・・汗)、ロウソクのきらめきと優しい香りが立ち込める様子がたまらないほど魅力的です。
このあたりは好みですね。
ルームフレッシュナーを作って、使用。
水(水道水でOK)50mlに精油を5~10滴垂らしてスプレー容器に入れます。使用前に良く振って使用しましょう。
このまま出も十分ですが、オイルの精油と水は混ざり合いません。それが気になるかたは無水エタノール → 精油で混ぜた後に水を入れて使用すればOK。虫よけスプレーとしても使えます。
沐浴法。
バスタブに1~5滴の精油を垂らす。
直接、垂らすのが一番お手軽です。が、精油は水に溶けにくいですので、お手持ちのキャリアオイルやバスソルトにあらかじめ混ぜて使うのもありですね。
また、個人的にはバスタブに垂らすよりも浴室の隅に垂らして使うのが好きだったりします。精油の香りがふわりと浴室内に広がります。
足湯にもオススメです!寝る前にすると夜、よく眠れますし、朝すると目がスッキリと覚めます。
蒸気吸入法。
マグカップ熱めのお湯を貼り、1~3滴の精油を落として立ち込める香りを楽しむ。
これはお手軽でよくやります。寝る前に寝室でやると香りがもたらすリラックス作用で上質な眠りにつけたり。
トリートメント法。
精油をキャリアオイルに混ぜたオイルを使って体のマッサージを行う。
基本的に精油は1%以下の濃度になるように作ります。
例えば、精油1滴が0.05mlのドロッパー瓶の精油を使用した場合で説明します。
10ml | 20ml | 30ml | 50ml | |
精油の割合を0.5%にしたい時 | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 5滴 |
---|---|---|---|---|
精油の割合を1.0%にしたい時 | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 10滴 |
またキャリアオイルはお肌にあうオイルを選びましょう。
マッサージでよく使われるのはスイートアーモンドオイル、ホホバオイルなどでしょうか?個人的には精製された椿油でやるのが好きだったりします(^^)/
※使用前に24時間~48時間程度のパッチテストを必ず行ってください。
オススメのゼラニウム精油。
精油は会社や産地、収穫時期などによって香りが異なってきます。その中でお気に入りの1本を見つけてください。
AuraCacia社。
今回、わたしが使っているのは以下の精油になります。
わたしは iHerb(アイハーブ) で購入しましたが日本のAmazonや楽天市場でも購入は可能。AuraCacia社が提供する精油の香りは濃厚で非常に華やか、持続力も抜群のモノがあります。
メーカー元サイト http://www.auracacia.com/
生活の木。
個人的に生活の木の精油にはお世話になりまくり。
わたしの行動範囲に店舗があるので気軽に入って、気軽に購入を。甘く優しくウッディな香り。癖が無く万人受けするのではないでしょうか。
GAIA。
全般的に生活の木よりもお安く、amazon定期お特便で購入をすると更にお安くなるのでポイポイっと購入しております(^^;
GAIA製品全般に言えるころですが、香りの持続性はやや薄いように感じられます。が、その方が癖のない、軽やかな香りを楽しめるかも?箱はもちろん、ボトルの色も鮮やかで見ているだけでも心がウキウキと。実際のボトルの色はもっと濃い色合いになります!
プラナロム。
ゼラニウム・ブルボンはンド洋に浮かぶフランス領ブルボン島を産地とする精油。
ローズとの共通の成分であるゲラニオールの含有率が高く、よりローズの香りに近く。管理人はプラナロムのゼラニウムを使ったことがありませんが(汗)、お金に余裕があるならば常にここの精油を使いたい!と常々思っています。それだけの安心感と使っている喜びがプラナロムにはあります。
メーカー元サイト http://www.pranarom.co.jp/
今回の記事を書きながら衝動買いをしそうになりました・・・(^^;
でも、あなたにとって初めての精油なら GAIA か 生活の木 がオススメですね!香りを試してみて、ゼラニウムが気にいればより高額な プラナロム の精油と言うのも一つの手かな、と思います。その中で自分のお気に入りの香りが見えてくるのではないかしらん。
ホルモンバランスと心のバランス作用調整に優れたゼラニウムの精油。
先日、同世代の友人と話をしていたのですが、40代になると「疲れやすい」「イライラすることばかり」「毎日が忙しい」「わたしだけが頑張っている」感覚に。ちょっと分かりますよね・・・
子どものこと、親のこと、自分のこと、配偶者のこと、仕事のこと、その他諸々いろいろなことが一気にのしかかってくる年代なんですよねーシミジミ。
逆に70代とか80代に入ると「悟り」を開けるようになるような感じなんですが、そこまで長ーい!というわけで40代の自分を少しずつメンテナンスしていきたいもの。
ゼラニウムの精油で心をリラックスさせ、自分で自分をメンテナンスさせていきたいもの。
イライラの元になる物理的な現実とさようならすることは難しいけれど、生活の中で少しずつ自分の心をコントロールする術、自分の心をリラックスさせる術を身に付けておきたいものですね。
その一つに甘く優雅な香りを漂わせるゼラニウムの精油は是非いかがでしょうか?
女は何歳になっても、甘く優雅な香りに癒されるのだ!