肌荒れを起こし、インナーケア、特に呼吸を見直している段階です。
それに伴い、スキンケア方法も見直しました。結果、このスキンケアが正しいのかどうか分かりませんが、個人的に自分のお肌にはあっているかもしれない、と体感しています。
万人にあうかどうかは分からないのですが、脂漏性皮膚炎(ひょっとすると酒さも?)持ち敏感肌のわたしが現在、行っているスキンケア方法を紹介します。
名付けて呼吸スキンケア。
スキンケアの時、呼吸をしていますか?
まず、質問をさせていただきます。
あなたはスキンケアをしている時、ゆっくりと呼吸をしていますか?
顔を洗っている時はどうですか?化粧水を塗る時はどうですか?クリームを塗る時はどうですか?
呼吸どころか無意識を息を止めていませんか?
もし、きちんと呼吸をされているならOK。でも、わたしは呼吸をしていませんでした。むしろ、無意識のうちに呼吸を止めていました。
顔を洗う時、水を顔につけるから呼吸をしない。特に最近は化粧水を付ける時ささーっとつけ、乳液もささーっとつけるだけでその間、呼吸を意識したことがなかったように感じます。
時折、手のひらをお肌にぺターっとつけて、何度か呼吸をしたことがありますが、今思うと非常に浅い呼吸でしたし、手の力も強すぎたような気が。
お肌との対話を忘れ、呼吸を無視して、ささーっと機械的に流れ作業をしていました。
それらの大雑把なお手入れの積み重ねが結果として、敏感肌になったのでしょう。そして、体が元気な時、健康な時はそれでも問題なかったのです。
でも、体と心がSOSを発した時、結果としてお肌に「荒れる」という症状として出てきました。
そこで振り返った結果、呼吸スキンケアにたどり着きました。
自己流「呼吸スキンケア」。
呼吸に関する本をいろいろと読んだ結果、生活の中、今まで無意識に行っていた呼吸に強く意識を向けるようになりました。
それはもちろん、スキンケアの時も。
ゆっくりとした、ゆったりとした呼吸を意識していく。それだけでスキンケアがゆっくりとした、ゆったりとした、落ち着いた優しいものに変わっていくことを感じました。
そう、スキンケアの時に呼吸を意識する。
それだけで少しずつお肌も変わっていく、と。
今まで無意識のうちに止めていた呼吸を開放することを意識していく。口からもしくは鼻からゆっくりと息を吐き、吐き切った瞬間、少し息を止め、フッと自然に息を吸う。これをひたすら繰り返していく。胸式呼吸か腹式呼吸かでいえば、腹式呼吸の方が望ましいですが、あまり意識をしなくてもいいと思います。
スキンケアの時にはとにかくゆっくりとゆったりとした呼吸を意識することです。
具体的には以下の要領になります。
- 洗顔の時もゆったりとした呼吸を意識する。
- スキンケアの時もゆったりとした呼吸を意識する。
- メイクの時もゆったりとした呼吸を意識する。
それだけです。笑
とにかく息を止めない。常に呼吸と共に手をゆったりと動かしていく、ということですね。呼吸がゆったりとゆっくりになりますと自然と手の動きも優しく、穏やかなものになります。敏感肌にはその優しい、穏やかな手の動きが必要なんですよね~
また、スキンケアの時ですが、パックの要領で化粧水や乳液を付ける時は手のひらでやさしく、やさしく顔を覆い、具体的には顔の皮膚と手のひらの間にティッシュペーパーが1枚挟まっているように優しく覆い、そのままゆっくりと深呼吸を繰り返します。
化粧水が浸透したかな?乳液が浸透したかな?というまでゆったりとした呼吸をし、ゆったりとした「手のひらパック」を行います。呼吸の手のひらの圧もどこまでも優しく、優しく、ゆったりとさせましょう。決して強く抑えつけてはいけません。ゆったりとゆったりと行うことがポイントです。
この手のひらパックが意外と良かったです。
今までも同じようなことをやったことがありますが、今までとはレベルが違うことを感じます。ゆったりとした呼吸を組み合わせることがポイントなんだと思います。
そして、ゆったりとした呼吸をしながら、手のひらパックでじわじわと化粧水や乳液を浸透させる中、「ピリピリとしたところはないかな?痒いところはないかな?」と割と冷静に確認できるように。手で肌をお手当するように。肌が元気になりますように。
忙しなくスキンケアをしていた時はそのサインを見過ごしていたように感じます。
呼吸方法が分からない場合は、ゆっくりと深呼吸からやってみる。
体と心がこわばっている時は意識して、ゆっくりとした呼吸の仕方すら分からない時がありますよね。
今回の管理人がそうでした。
ヨガスクール通いや座禅を組んだことのあるわたしですら、すっかりと呼吸の仕方を忘れていました。それだけ体と心がこわばり、萎縮していたのでしょう。呼吸をしようにも呼吸の仕方が分からず途方に暮れました。
そんな時は鏡を前にして立ちましょう。そして、ゆっくりと以下の要領で深呼吸を行いましょう。
- 背筋を伸ばし、前を向きます。息を吸いながら万歳をするように手を頭の上前で上げます。
- 手のひらを向かい合わせにし、息を吐きながら、手のひらを上に向けた状態でゆっくりと降ろします。
この1と2を交互に繰り返すだけで呼吸のゆったりとした呼吸の要領が分かるのではないでしょうか。
肩こりにもいいですし、胸が開く感じが好きです。
個人的にわたしは呼吸スキンケアに入る前にゆったりとした呼吸の感覚をつかむために実践しています。
もしくは初心者でもOK!な『 かたくなったカラダをゆるめる和みのヨーガ 』で呼吸の感覚をつかむのもいいかもしれませんね。
参考 『和みのヨーガ』で呼吸を整え、硬くなった体と心をゆるめていく。
敏感肌×呼吸スキンケアを続けてみます。
しばらく、この呼吸スキンケアを続けてみたいと思います。
ゆっくりとした、ゆったりとした呼吸を意識した洗顔とゆったりとした手のひらパック。
そして、もちろん、日常生活においてもゆっくりとした、ゆったりとした呼吸を出来るだけ意識したいもの。
例えば・・・
- 家事をしている時
- パソコンに向き合っている時
- 仕事中
- 読書中
- ウォーキング中
- 睡眠時
意識しだすと本当に今までいかに呼吸をしていなかったのか・・・!と驚かされます。
もちろん、生命維持のための最低限の呼吸はしていますよ。が、どう考えてみても体と心が喜ぶ呼吸ではありませんでした。ただ、表面的に浅く「吐く、吸う、吐く、吸う」の繰り返しをしていただけ。
人は1日に約3万回呼吸するそうです。
この3万回を無意識で済ませるか、それとも意識をして上質で深く、ゆったりとした呼吸にするかは個々の意識によって異なるのかなと思います。
わたしは生活のすべてでゆったりとした、深い呼吸を意識していきたいもの。
それが結果として、お肌のみならず、体と心を健康にしてくれる、と信じています。と同時に生活も整えていき、最終的には敏感肌脱出を目論んじゃいます。
メモ:2017年4月6日のお肌。
すみません、見苦しいお肌で(^^;
朝、水洗顔後、ラロッシュポゼのターマルウォーターを使って呼吸スキンケアを終えた時に撮影をしました。今後は定期的に撮影をして振り返っていきたいと思います。その方がよりリアルに冷静に自分のお肌に向き合えそうな気がしますので。
まだまだ回復途上のお肌。
頬の赤味はもちろん、鼻の脇の赤味も目立ちますし、ガサガサです(^^;
とはいえ、痒みがすっかりと収まり、炎症も収まっていますのでこれから少しずつ回復していくと信じたいです。頬の赤味がもう少し引くといいのですがー。
目の横のシミとガサガサの唇は無視してくださいw
当面はここをスタート地点として呼吸スキンケアをしっかりと実践して、お肌の変遷を綴っていきたいと思います。さて、どうなるんでしょうかね~