私事ですが、先日、アンブロシアの遅延型フードアレルギー検査なるものを受けました。
その結果、わたしは卵(卵黄・卵白共に)に高いアレルギー反応を示しました。
参考 遅延型フードアレルギーの検査結果が返却された、そして「さようなら、卵」。
自分でも薄々、卵が怪しいとにらんでいましたので予想通りの結果が帰ってきた印象です。そして、それ以来、わたしは卵を断っています。うっかりと口にしてしまったことはありますが(汗)、ほぼ断っていると言っても過言ではないでしょう。
その結果、ここ数年、わたしを苦しめていた胃腸の不快感、膨満感が収まりスッキリとしました!減る一方だった体重も順調に健康な頃に近づいてきています。順調すぎるほどに笑。そして、二の腕に存在していた謎の蕁麻疹も消えつつあります。
わたしは遅延型フードアレルギー検査を受けてよかったと思っていますし、また、卵を断って良かったと心の底から思っています。
それほどここ数年のわたしの体調はすぐれないものでした。病院へ通っても対処療法として薬は処方されど、原因は分からずじまい。検査を受けても異常はない。漢方薬を飲んでも逆にしんどく。「心の病」ではいか、と言われる始末。
わたしの体の不調の原因は何か?と考え、「アレルギー」という結論に至りました。
遅延型フードアレルギー検査とは
フードアレルギーには・・・
- 即時型
- 遅延型
があります。わたしは甲殻類アレルギーを持っていますが、これは即時型になり、食べるとすぐに症状が出ます。非常に分かりやすいアレルギー症状を起こします。匂いも苦手ですね・・・
それに比べると遅延型の場合は・・・
症状が出るのは早くても数時間後、長い場合には数週間以上かかります。そのため、何が原因なのか特定しにくいのが大きな特徴の一つ。自覚的症状がないままじわじわと進行していくため、「潜在方フードアレルギー」とも呼ばれます。
『食べる美女肌セラピー 体の中からキレイになる』P60より抜粋。
また、その症状も即時型に比べると非常に分かりにくいもの。詳細はこちらの食べ物が原因かもしれないを読んでいただくとより分かるかと思いますが、「え、これもアレルギーなの?」と驚く症状ばかり。
ただ、それらの症状の中に思い当たるものがあり、わたしは検査を受ける決意をしました。病院で受けると自費診療となり、最低でも5万円近くかかりそう。検査結果次第では通うことになり、ますます高額になる可能性も。
そこでわたしはAmazonで遅延型フードアレルギーの検査キットを購入しました。
そして、検査を受けた結果として、冒頭に書いたように「卵」に顕著に反応を。即時型のアレルギー検査ではまったく反応していないものが、遅延型では反応を示し、大いに納得しました。
より多く食べたもの、より好きなものが検査に反応した
検査結果を眺めていると、強く実感するものがありました。
わたしが好きで体に良かれと思って食べたもの、大いに食べたものがアレルギー反応を示している!と。レベル4以上になると節制の対象になるようですが、そのレベル4を超えているのは卵のみ。が、レベル4に近いものを含めて拾い上げてみると・・・
むちゃくちゃ思い当たります!確かによく食べていました!
ええ、認めます。当時、卵はほぼ毎日食べておりました。というか子どもの頃から毎日のように食べていました。。。バナナ、キウイ、アーモンド、カゼイン、チーズ関係は砂糖断ち以降よく食べていました('ω')間食としてはもちろん、食事の中にもよく登場させていました。また、しょうがは大好き & 漢方薬摂取 & ウコン摂取 & 冷え性改善でここ数年毎日のように摂取をしていました・・・
思い当たるところがありすぎて、反省しまくりました。
遅延型フードアレルギー検査はわたしに食事のリズムを考えさせるきっかけになりました。体のため、美容のため、健康のためといえど、毎日同じものを食べる生活はやめよう、と。
遅延型フードアレルギー検査結果は信用できるのか?
遅延型フードアレルギー検査は採血した血液を元にアメリカで行われます。
採血の詳細は下記の記事を読んでいただければ分かるか、と思います。
〔参考〕どうしよう、遅延型フードアレルギー検査の採血失敗!→大丈夫、替えキット送付OK。
自宅で素人がおっかなびっくり自分で採血をするのですから、本当に微々たる量の血液です。
一般的に病院でアレルギー検査を受ける時と比較すると「え、それでいいの?」といいたくなるぐらいの少量です。そんな少量で検査したものが本当に正しいのか?と。
また、インターネットで検索をかけると遅延型フードアレルギー検査の精度を疑っておられる方々も一定数おられます。
この中で以下のように書かれている個所があります。
IgG抗体のレベルは食べ物の量に比例しているだけ
ええ、そうかもしれません。それが真相なのかもしれません。
が、その一方で遅延型フードアレルギー検査の有用性を訴える病院や医者も存在します。
いずれの意見を採用するかは各個人によって異なるだろう、と認識しております。
遅延型フードアレルギー検査は自己責任
わたしは遅延型フードアレルギー検査を受けたことを後悔しておりません。
それまで薄々「わたしの体調不良の原因として卵か乳製品が怪しい」と思っていましたが、即時型のアレルギー検査ではまったく反応が出ずモヤモヤしました。「結局のところ、わたしの不調の原因は何だろう?」と。
それだけに遅延型フードアレルギー検査で「卵」に反応が出て心の中にストーンと何かが落ちてきました。「やっぱり!」と。わたしはこのストーンと何かが落ちてくるのを求めて遅延型フードアレルギー検査を受けたようなもの。
「卵が怪しい・・・いや、乳製品かも・・・うむむ、ひょっとするとグルテンかな?」
と悩んでいる間はどの食品を断つべきなのか、はっきりと判明がしませんでした。近いところまでいくのだけれど、最後のひと押しが足りない、みたいな。
その最後のひと押しを、すなわち「ストーン」を遅延型フードアレルギー検査によってもたらされたように感じています。
が、これはここ数年間不調に悩まされた大人のわたしだからこそ降りてきた「ストーン」なのです。病院を梯子しても不調の原因が分からなかったからこそ降りてきた「ストーン」なのです。自分が食べているものをすべて把握している主婦だからこそ降りてきた「ストーン」なのです。大人だからこその「ストーン」なのです。
それが正解かどうかは分からないけれど、原因不明の体調不良の答えを求めた結果が遅延型フードアレルギー検査結果に表示された卵であり、自らの食生活と「ストーン」に結びついた感じです。
つまるところ、遅延型フードアレルギー検査は自己責任の範疇なのだろう、と。
個人的に思うこと、医者は万能じゃない
体重が落ちていき、両親や友人、周囲の人に心配される日を過ごしました。
そのため、体重を増やそうと頑張りました。頑張って、食べないと!栄養をつけて体を鍛えないと!と。その一つに卵がありました。肉を苦手とするわたしにとって卵はとりやすいたんぱく質であり、何よりも好物でした。良く食べていました。が、食べても食べても太らない。そうこうしているうちに常に腹部に圧迫感、膨満感、不快感が。
病院へ通い、検査を受け、薬を処方してもらいました。薬もあったり、あわなかったり・・・ドクターシッピングのように病院を梯子する日々。
最終的には「これがわたしの体質なのか」とあきらめに近い気持ちだったように感じます。
わたしが受診した病院の医者の誰一人としてフードアレルギーの可能性を口にしませんでした。ただわたしの話を聞き、検査をすすめ、薬を処方、それでも治らない不調。それが遅延型フードアレルギー検査結果を受け卵をやめたことにより、一気に回復しました。
それがわたしの事実。
遅延型フードアレルギー検査に対して色々な意見があることを知ったうえ、受けるかどうかを決めるべきでしょう。
そして、検査結果を受けて自らの食生活を振り返る一つの目安にするのもありでしょう。
が、一方で「遅延型フードアレルギーの検査を受けない」という選択肢もアリだと思います。
決めるのはあなたです。
〔参考〕遅延型フードアレルギー検査の一連の流れ、原因不明の不調に悩む方へ。
2016年6月追記、やはり卵は食べていません
2016年6月現在。
胃腸の不調で食欲を無くす日々を過ごしていた日々は過去のものになりました。体重は42 → 48kgへ戻りました。順調すぎるほどに。
卵を断って1年近く経とうとしていますが、現在でも卵を食べるとやはりダメですね・・・
卵を食べない生活に慣れましたが、たまにあのふわふわ―とした半熟の卵を食べたいなーと思っちゃいます( ;∀;)
プリンも食べたい、菓子パンも食べたい、ケーキも食べたい、と。
でも、あの苦しかった日々を思うと「ダメだ!」と自分を抑えている感じですねートホホ。もうしばらく卵を食べない日が続きそうです。
2018年7月追記、現在は卵を食べる生活をしています
いつ頃からか卵を食べるようになりました。プリンも菓子パンもケーキも食べています。生卵は抵抗が出てしまって食べていないですが、半熟の目玉焼きは普通に食べています。
でも、胃腸の調子は安定しています。
この時期、いつもなら夏バテで食欲不振に苦しむところですが、今年の夏は非常に安定しています。胃腸の膨満感に悩まされていた頃は体重が5キロぐらい落ちるのが常でしたが、今年の夏は逆に5キロ増で悩ましいです(^^;
それが嬉しいのです。
胃腸が苦しく、体重が落ちる一方だった日々よりも胃腸が元気で美味しいものを食べて、太る方が幸せなのです・・・!
でも、体重はどうにかせんといかんのですが・・・(;´д`)トホホ