昨夜、ふとテレビのチャンネルをまわすと みんなの家庭の医学 で冷え性が取り上げられていました。
そこで小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)が登場され、彼が提案する、その入浴法がわたしには非常に新鮮なものでした。「そうだったのか!」と。冷え性改善のための入浴法はこうだったのか!と。
そして、先生が言うように確かに41度の湯に30分以上つかっていても、わたしの冷え性は一向に改善されないわ!と。
というわけで、テレビで紹介されていた小林弘幸先生オススメの冷え性改善入浴方法を記載しておきます。
間違った入浴方法。
テレビでは二人の冷え性の女性が登場します。
共に冷え性歴10年を超す大ベテラン!冷えに悩む彼女たちの生活スタイルはわたしにとって非常に馴染みのあるものでした。モコモコのファッションをして、部屋の中で過ごす、入浴は41度以上の湯に30分以上、生姜はマメに摂取する、布団乾燥機で布団を温める、等々。
中でも小林弘幸先生が指摘したのは入浴方法でした。
彼女たちの高温の湯に30度以上の入浴=自律神経を狂わせる=ますます、冷え性にという負のスパイラルに!
・・・汗。
小林弘幸先生曰く「高温の湯に長くつかればいいってもんじゃない」というお話でした。
小林弘幸著『「これ」だけを意識すればきれいになる』。
一応番組を見ながらメモを取ったのですが、その途中で思い出しました。わたし、小林弘幸先生の本を持っている!
「これ」だけというわりに126個もあるのね・・・と思ったことをいまだによく覚えています・・・近々、この本を読んで感想をまた書きますね。
で、この本に書かれていることとテレビでおっしゃっていた入浴法はまったく同じでしたので、本を参考に紹介します。
冷え性改善のための正しい入浴。
40度のお湯に15分が究極のデトックス入浴。
お湯の温度:39~40度
入浴時間:15分(最初の5分は首までつかり、残り10分間はみぞおちぐらいまでの半身浴)
※みぞおちとは、人間の腹の上方中央にある窪んだ部位をさす。
但し、5分も首までつかっていられない場合は、2分でもいいとのこと。その場合、2分首まで4分みぞおちまでつかればよいそうです。意識するのは首まで:みぞおちまで=1:2 の法則。
そして、お風呂からあがったら、必ずコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
42~43度は熱すぎる。
熱すぎるお風呂は自律神経のバランスを乱すため、一時的に体は温もっても、結果として冷え性を促進させる原因に!
よくお風呂で倒れる、というニュースがありますが、あれはたいがい熱すぎるお風呂に急に入ったために起こるそうです。
当然ですが、シャワーだけもアウトですよー
続けて塩化物泉のススメ。
塩化物泉に一週間入り続ければ、冷え性改善の効果がより促進されるとのこと。
塩化物泉とは文字通り塩分を多く含む温泉。塩分を含んだお湯は普通のお湯と同じ温度でも体に熱が伝わりやすくすぐに温まるという特徴があります。
塩分濃度が高いほど身体が温まり、冷え性改善に効果があると期待されています。さらに湯上り後も塩分が皮膚表面で結晶化し体全体をコーティングするため保温効果が長続きするのも特徴のひとつ。
番組ではこの塩化物泉濃度が高い温泉として以下の温泉がランキング形式で紹介されていました。
- 兵庫県の名湯 有馬温泉
- 青森県 黄金崎不老ふ死温泉
- 静岡県 浜名湖かんざんじ温泉
- 石川県 和倉温泉
- 和歌山県 白浜温泉
奈良県民のわたしは兵庫か和歌山ね・・・でも、一週間も通えないわね・・・というわけで自宅のふろに塩を放り込んでチャレンジをしてみます!