よくアンチエイジングには恋愛が一番!と言われますね。
が、主婦という身ではなかなかそれは難しく・・・あ、もちろん、主人には恋をしていたのでしょうが、恋愛当初のようなトキメキやドキドキは薄く(・・;)
そんな時は手っ取り早く、映画や小説、ドラマ、漫画でトキメキ、ドキドキし、妄想恋愛をしちゃいましょう!ハッピーホルモンを放出しちゃいましょう!
今回は小説を取り上げます。いずれもわたしが読んでドキドキしたもの。
他もいずれ紹介をしていきますね♡
永遠の恋愛バイブル『高慢と偏見』。
ロマンス小説といえばイギリスでしょう!ということで1冊目はジェーン・オースティンの『高慢と偏見』。
かの大ヒット映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の大元がこれ、オースティンの『高慢と偏見』なのです!コリン・ファース演じた気難しい弁護士、ミスタ・ダーシーはBBC製作のテレビドラマ『高慢と偏見』での彼が演じた大地主ミスタ・ダーシーへのオマージュ。
オースティンの『高慢と偏見』は17~18世紀のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情と、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた恋愛小説。
究極のツンデレ男ミスタ・ダーシーと聡明なエリザベスのやり取りがたまらんです♡乙女心がキュンキュンとすること間違いなし。
何気にミスタ・ダーシはわたしの理想の男かもしれん。
初めて(?)の恋におろおろする究極のツンデレ男のジタバタぶりと誠実さをご覧あれ~
世界最古の恋愛小説『源氏物語』。
帝の皇子、イケメンofイケメンの光源氏の君の華麗なる恋愛遍歴と栄光と挫折を描いた物語。『高慢と偏見』が処女性を重んじるイギリスならではの少女文学の世界だとすれば、こちらはぐっとアダルトな世界。
古典の授業とかで接した方も多いのではないでしょうか?でも、そんな一部を読むだけでは『源氏物語』の恋の駆け引き、トキメキ、切なさ、怒り、失望が分かりません!
光源氏の君の若き頃の栄光と傲慢、そして挫折、復活、晩年の失意・・・という流れをおうことでしみじみとしたもののあわれを感じることができます。そして、いい男ofいい男がワンサカと登場しますので、その中からお気に入りの殿方を探すのもまた一興。
ちなみにわたしは宇治十帖の主人公、薫(イチオー建前上は光源氏の息子)が大好物♡もしくは、夕霧(光源氏の息子)かな~二人とも堅物でちょっと融通がきかない、みたいな。
肝心の主人公の光源氏はちょっと、やっぱり女の数が多すぎますね・・・遠い目。
地位も名誉も外見もパーフェクトな彼らが物語の中でいろいろなパターンの恋愛を繰り広げますので、その中でお気に入りの愛の形を見つけるのもいいですね。わたしは光源氏と空蝉、夕霧と落葉の宮、そして薫と宇治の大君の恋が大好きです♡
『源氏物語』は大和和木さんの漫画『あさきゆめみし』でもいいですね。また、小説でしたら与謝野晶子さん訳のkindle本『源氏物語』がオススメ。100円で入手できます。『言辞物語』は文庫で購入すると結構なボリュームですが、kindle本で購入するとそんなの気になりません。
田辺聖子さんの御曹司と乃里子の恋、結婚、離婚シリーズ。
田辺聖子さんは珠玉の恋愛小説をワンサカと書いておられます。
その中の一つに絞るのはなかなか難しく・・・と思いましたが、人気のあるこのシリーズにしました。大阪と神戸を舞台に御曹司とデザイナー乃里子の恋、結婚、離婚が描かれています。恋の甘さ、結婚生活の現実とその苦さ、そして離婚後の自由が田辺流タッチで描かれています。
自立した乃里子は御曹司と軽やかに恋をし、軽やかに結婚というハードルを乗り越えます。が、結婚生活に少しずつ忍び寄る陰とやるせなさ。乃里子はそれらを曖昧なままに抑えておくことができず、離婚という道を選択します。
その乃里子の強さになんだか憧れます。御曹司夫人として優雅な生活を続ける選択肢もあったけれど、乃里子は自分の心の声に耳を傾けました。ひょいっとね。
恋の甘さ、結婚生活の苦さ、自由の孤独、全てがこのシリーズに描かれています。たまに読むとしんみりとします。
世界で大ベストセラー『朗読者』。
これは映画もオススメ。が、題材が題材だけにじっくりと腰を据えて本で読みたい少年の初恋もの。
母親と年齢の変わらない、20歳以上も年上の美しい女性に恋をした少年。だが、ある日を境に女性は姿を消して・・・月日が流れ、大学生になった少年は法廷という思いがけない場所であの女性の姿を目にする・・・そして、初恋の女性の秘密に気づく。
人間としてのプライド。
そんなプライドのために!とわたしなら思うかもしれません。でも、それはわたしが持てるものだから抱く思いなのかもしれません。戦争の罪、無知の罪、全てが一人の女性の肩に重くのしかかってきます。
そして、そんな初恋の女性に捧げる純情と一途な思い、一方で彼女が犯した罪の重さにおののく彼の気持ちの揺れも理解できるもの。
「あなたならどうしますか?」
・・・非常に重い問いだと思いました。
恋って恐ろしい『恋愛中毒』。
読み始めた当初は冴えない中年女性とトレンディ作家のおっしゃれーな恋愛モノかと思っていました。が、読み終えるとその認識は180度ひっくり返ります。
恋って恐ろしい!思いつめた女の恋は狂喜だ!ということを教えてくれる本。痛い、ひたすら痛い話です。
私はこの人にどうしてほしいのだろう。そして私は他人からどうしてほしかったのだろう。愛しているから期待するのか、愛しているからこそ期待しないのか。どちらも正しいことのように思えたし、どちらも間違っているようにも思えた。
端的に言ってしまえば重度のストーカー女がいかにして、恋愛という名の依存と束縛にのめり込んでいくかを描いた話です。マジで恐ろしい。作者のテクニックに「やられた!」というカタルシス感が半端ないです。
自分はこういう恋愛をしたことがないし、性格的にも臆病なので出来そうにもありません。それだけにこの本のヒロインの狂うような恋の形にドキドキハラハラさせられます。
トキメキは薄いけれど、悶えるような恋の痛みを堪能できます。
恋をするとお肌が綺麗になるメカニズム
スキンケア大学に面白い記事が掲載されていました。少々長いですが紹介します。
「いい恋をするとお肌が綺麗になる」という話しはよく聞きますよね。でもそれは思い込みではなく、医学的にもきちんと証明されています。
誰かを好きになってドキドキしたり、デートのために何を着ていこうかなとウキウキすると、快感を呼ぶドーパミンや、幸せな気分や癒しをもたらすセロトニンといった物質が活発に分泌されます。これらの物質が分泌されると、脳内はハッピーで満たされた安定した状態になり、その影響を受けて女性ホルモンの一種で「美肌ホルモン」ともいえるエストロゲンの分泌が活発になるのです。
エストロゲンはコラーゲンの産生を促進させる作用を持つので、肌にハリとツヤをもたらし、細胞をみずみずしくさせてくれる役割も担っています。恋をするとお肌が綺麗になるというのは、噂でも思い込みでもなく、こういったメカニズムがあるからなのです。(一部省略)
高価な美容液よりも効果的な美肌ホルモン
大切なことは恋するように毎日を過ごすこと。恋人がいてもそれがストレスになるような恋愛であれば逆効果。「ドキドキする」「幸せ」と感じられることが、脳に心地良い刺激を与え女性ホルモンを活性化させます。美肌を目指すなら、高価な美容液を手に入れるよりも充実感と幸福感に溢れる毎日で女性ホルモンを活性化させるほうがずっと効果的。まずはトキメキのある毎日を送ることからはじめてみませんか?
ああ、恋をしなきゃ!
わたしをときめかせる殿方は誰?