先日、リンツ社のカカオマス85%のチョコレートをいただきました(参考: 重厚感あふれるチョコレート、ひとかけといえどたまらない幸福感をもたらす。 )
個人的には非常に美味しく感じられました!85%の場合、わたしは苦みと甘み、酸味の絶妙のハーモニーを感じ、ひとかけでたまらないほどの幸福感を得ることが。
砂糖断ちをしている身には至福の喜び、という。
その85%がかなり余裕だったので、カカオマス99%のチョコレートを購入。
リンツ エクセレンス99%。
食べたのはリンツ社のエクセレンス99%。
カカオマス99%のチョコレートの原材料は極めてシンプル。
カカオマスとココアパウダー、ココアバター、そして、砂糖。
原材料を比較してみる。
原材料は リンツ社の公式サイト を参考にさせていただきました。
- 70%:カカオマス、砂糖、ココアバター、香料
- 85%:カカオマス、ココアパウダー、ココアバター、砂糖、香料
- 90%:カカオマス、ココアバター、低脂肪カカオパウダー、砂糖、香料
- 99%:カカオマス、ココアパウダー、ココアバター、砂糖
原材料は多いものから順に明記されます。
その理屈で申し上げますと、99%のチョコレートになると砂糖はほとんど存在をしていない感じですね。
カカオマス99%のチョコレート。
ネット上に飛び交う噂。
- ビックリするほど苦い。
- 強烈な苦み。
- 甘くない。
- 買ったけれど、捨てた。
- 癖になる。
などなど。
結構、怖い噂(?)が飛び交っており、好みの人と好みではない人の間深い谷があるようで・・・
このクラスになると万人受けする「うわー、チョコレート美味しい♡」というレベルではないということだけ理解しました。
リンツ エクセレンス99%を食べてみた。
パク、モゴモゴ。
・・・
あれ、苦くないかも、と。いや、確かに苦みはあるんですが、想像の範囲内、という感じですね。多分、情報を知らないままに食べているとビックリすると思いますが、あらかじめ相当に覚悟をして食べちゃったので感動と驚きが薄れた、という。
で、感想。
はい、苦いです。苦いと思います。甘み?なんてものはどこにもありません。濃厚な苦さ、かつ、爽やかな酸味が連続して舌にパンチを繰り出してきて、もんのすごい重厚感。でも、わたしは平気かなー割と好きな味ですね。癖になる味、というか。あ、でも、チョコレートとしては85%の方が絶対に美味しいことは断言します!
そういう意味で、カカオマス99%のチョコレートは決して万人受けしない味でしょうね。
主人は一口食べて無言になり、残りに蜂蜜をかけて食べていました。が、蜂蜜の味はすぐさま駆逐されてしまい、やはり、ビター、ビター、ひたすらビターだったそう。
今回、わたしが食べたチョコレートはこちら。
このクラスになると、嗜好品というよりも健康のために食べる、という意味合いが強くなるかもしれません。
そのため、今後、わたしが嗜好品として愉しみとしてチョコレートを食べるとしたら、85%ないし90%にすると思います。
リンツのエクセレントチョコレート。
1945年創業、世界100カ国以上から愛され続けられているチョコレートブランド、リンツ。
リンツ社は多くの商品を展開していますが、その中でも最高峰に位置するタブレットが今回、わたしが食べた「エクセレンスシリーズ」。今回、99%をいただきましたが、同シリーズは他に以下の商品を展開しています。
- カカオマス70%
- カカオマス85%
- カカオマス90%
- カカオマス99%
このシリーズの箱の裏には「70%→85%→90%→99%とステップアップしながら食べることをお勧め」する云々と書かれていますよ。わたしもそう思います。
リンツチョコレート公式サイト:http://www.lindt.jp/
国民生活センターより勧告。
ちょっと気になる勧告が国民生活センターより出されていました。
高カカオをうたったチョコレート(結果報告) ※PDFが立ち上がります。
高カカオチョコレートはカカオの含量が多いことから、脂質が多くエネルギーは相対的に高い。さらにカカオ豆自体には、利尿作用や興奮作用のあるテオブロミンやカフェインが含まれていたり、アレルギーを起こす人がいる食品の一つとしても知られているため、摂取には注意を必要とする人もいる食品である。さらに、近年、残留農薬やカビ毒の一種であるアフラトキシンが、チョコレートの原材料である生鮮カカオ豆から検出され、積戻しや廃棄が行われていた報告もある。
として、わたしが食しているリンツ社のチョコレートも検査対象に取り上げられていました。
なかなか興味深いレポートです。気になる方は読んでおくほうがいいかも。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、ということでしょう。