2017/05/19

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』世界ナンバー1テニスプレイヤーが語るグルテンフリー。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

以前から気になっていた本『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を入手しました。

ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラーというテニスの歴史に間違いなくその名を残す偉大なる巨人の陰に隠れ、常に「第3の男」といわれていたノバク・ジョコビッチ。

その彼があることをきっかけに、「第3の男」という名を返上し、いかにして世界ランキング1位の王者として君臨することになったかが『ジョコビッチの生まれ変わる食事』に書かれています。

読み物として非常に興味深いものでした。

テニスファンなら(わたしは20年来のファン)お馴染の選手の名前がワンサカと出てきますよ。そして、セルビアという国に生まれたジョコビッチの壮絶な生い立ちと苦闘の歴史のもとで育った彼に胸をキューっとさせられました。そんな苦難の生い立ち、そして自らが抱えるアレルギー問題に立ち向かった過程などすべてが非常に興味深く。

ともすれば「精密機械」と称されるプレーのように本書も「精密機械」のように非常に複雑に、そしてシンプルに明確に書かれています。

あなたの不調、その原因はアレルギーかもしれない、と。

世界ナンバー1テニスプレイヤーの語りには圧倒的な説得力がありました。

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『ジョコビッチの生まれ変わる食事』。

以下、Amazonから抜粋。

第二集団でもがくだけの存在だったプレーヤーは、なぜテニス界絶対王者に君臨することができたのか?
何を、どう食べたらいいのか?――人生好転・肉体改造のための設計図を自らが明かす。
「私がこの本を書こうと思ったのは、私ならあなたの肉体だけでなく人生すべてを変えられる
――それもたったの14日間で――と知っていたからだ」(ノバク・ジョコビッチ)

[ジョコビッチからあなたへの提案] グルテン(小麦などに含まれるタンパク質)を14日間だけやめてみて、どういう気分になるか試してみてほしい。
そして、15日目に、パンを少しだけ食べて様子をみてほしい。体が発する声に耳を傾けてほしい。

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』

ノバク・ジョコビッチ選手。

著者のノバク・ジョコビッチ選手は圧倒的な強さで現在世界ランキング1位を保持しております。

テニスランキング

出典:http://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp/tennis/stats/kyodo/ranking/men/point.html

日本で活躍が騒がれている錦織圭選手は2015年8月10日現在、4位。その錦織圭選手にダブルスコアの差をつけて、ノバク・ジョコビッチ選手が1位に君臨しております。

テニスは試合で勝利=ポイントが加算、という仕組みになりますので、ポイントの数値が大きいほどそれほどジョコビッチ選手は優勝を重ねていることになります。

ノバク・ジョコビッチ_錦織圭

ノバク・ジョコビッチ選手と錦織圭選手の比較。出典:https://sports.yahoo.co.jp/sports/tennis/

テニスには4大大会(グランドスラム)という格式高い戦いがあり、そのうち3試合が終了し、現在は全米オープンを残すのみ。今シーズン、錦織圭選手は優勝も準優勝もしておりません。悲しいけれど・・・

一方、ノバク・ジョコビッチ選手は3度のグランドスラムのうち、実に2度優勝し、1度は準優勝。残す全米オープンでも昨年の屈辱をはらすべく虎視眈々と準備をしていると思われます(昨年、錦織圭選手に破れ、ノバク・ジョコビッチ選手は準決勝敗退)。

ここ数年「また、ジョコビッチかよ!」と彼の優勝に飽きてきていたわたしがいましたが(;´・ω・)、今回、同著を読んでノバク・ジョコビッチ選手に対する見方が少し変わりました。←単純。

さて、前置きが長くなりました。

ノバク・ジョコビッチ選手はグルテン不耐症。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

アレルギー検査の結果、ノバク・ジョコビッチ選手は小麦に含まれるグルテン、そして乳製品、トマトに対しても反応を示したよう。それに対し、彼は「うちの両親はピザ屋なんですよ!」と叫んだそう。

が、原因不明の体調不良を感じていたノバク・ジョコビッチ選手はとりあえず2週間小麦粉を断つことに。それから彼はテニスと同様に緻密に少しずつ食べるものを厳選するようになり、それと同時に原因不明の体調不良が少しずつ消えていき、現在の圧倒的な世界ナンバー1の王者としての地位を確立するに。

そう、ノバク・ジョコビッチ選手の原因不明の体調不良の原因は子どもの頃から大量に摂取してきた食べ物にあったという現実。彼の体はその食べ物を受け付けず、アレルギー症状を示し、過酷なテニスの試合を棄権することも。

そんな日々を経て、食事を厳選する日々を選択したノバク・ジョコビッチ選手は「自分の肉体が発する声」に従うことを意識することを自分に課しました。

  1. ゆっくり、意識的に食べよ。
  2. 肉体に明確な指示を出せ。
  3. 前向きであれ。
  4. 量ではなく、質を求めよ。

そして、テニスプレイヤーとしての1日や食事が詳細に記載されています。なかなか興味深いものでした。現在は完全なるグルテンフリー生活を送っていますが、食事内容は多彩なものでした。

最高のパフォーマンスを体に呼び起こすためにオススメの食材や調理法が巻末に記載されています。

ノバク・ジョコビッチ選手はヨーロッパの選手なので必ずしも日本人が全てを真似して実践する必要はないと思いますが、参考にはなります。個人的にはシラタキが紹介されているのが面白かったですね(*’▽’)

〔参考〕ノバク・ジョコビッチによるグルテンフリー生活への誘い、食事に関する4つのルール。

ジョコビッチ選手が最高のパフォーマンスを発揮するために。

テニス選手とは過酷な職業です。

1年のうち11カ月はシーズンになり、オフは1ヶ月しかなく、テニスの試合は世界各地で行われます。今日はスペイン、来週はアメリカというように。そして、コートに立つのはたった一人。試合をコントロールするのは己だけ、という状況に放り込まれます。

いついかなる時でも戦えるようにノバク・ジョコビッチ選手は己の生活、脳と心を徹底的にコントロールしていることをこの本で知りました。食べるものはもちろん、睡眠、心、思考、お金との付き合い方、そう、とにかく生活のすべてを徹底的にコントロール。

それまで漠然とトップ10に入るような選手はコーチ、メンタルトレーナー、栄養士などを引き連れて世界を転戦しているという認識でしかありませんでした。その漠然としていた部分をこの『ジョコビッチの生まれ変わる食事』で埋めた感じですね。

そうか、ここまで己を律してこそ、世界最強のテニスプレイヤーになれるのか!と感嘆の声を。

自分を制御できる力の大きさが、あなたの人生の質を決める。

人気があるのも納得する本でした。

一流のテニスプレイヤーではなく、ただの専業主婦のわたしですがいい刺激を受けました。自分の生活をコントロールする、そして、自分が望むように人生の質を高めていく。

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』は想像以上に読み物として素晴らしいものでした。

ありがとう、ノバク・ジョコビッチ選手!

おまけ。

2015年8月15日現在、アメリカで開催されているロジャーズカップで錦織圭選手とノバク・ジョコビッチ選手が準決勝に残っています。

準決勝でそれぞれが対戦相手に勝利すれば、決勝であたることに。

その試合を楽しみにしています♡

そして、今シーズン最後のグランドスラムも楽しみにしています!

〔参考〕ようやく採血完了、遅延型フードアレルギー検査を送付しました。