管理人が定期的に歯科検診へ通うようになったのは結婚後でした。
主人が通う人だったので、じゃ一緒の歯医者に通うか、ぐらいな感覚。10代の頃以来の通院で、昨年はようやく踏ん切りをつけて 40歳にして親知らず抜歯 を。それにより、奥歯も非常に磨きやすくなりました。おかげさまでわたしの歯はまぁまぁいい環境を保っているようでここ数年は虫歯もなく、歯周ポケットも問題なく順調に過ごしております。
が、意外と歯の定期検診に通っていない方が多いですね!
子育て、仕事、家事で忙しいのだろうとお察しします。が、わたしの歯科医曰く「アラフォー以降は歯周病になりやすい」らしいそうですので是非とも定期検診を受けられることをオススメします(*'ω'*)ちなみに定期検診にかかる時間は1時間弱くらいですね~
つい先日も定期検診に行ったのですが、歯磨きにダメ出しを喰らいました(汗)「前も言ったんですけれどね・・・」と。トホホ。
ま、それでも定期的に歯科検診を受けることにより、歯磨きは丁寧になり、より進化し、より確実に磨けるようになったと思います。
「40歳以上の8割が歯周病にかかっているんです。アラフォー以降は全員、歯周病ケアをする必要がありますよ」
『月刊からだにいいこと 2016年 07 月号 [雑誌]』
歯周病とは?
思いあたる症状をチェックしましょう!以下は 日本臨床歯周病学会 よりお借りしました。
- 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
- ブラッシング時に出血する。
- 口臭が気になる。
- 歯肉がむずがゆい、痛い。
- 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
- かたい物が噛みにくい。
- 歯が長くなったような気がする。
- 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
目安として・・・
- 上記の項目3つあてはまる → 油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
- 上記の項目6つあてはまる → 歯周病が進行している可能性があります。
- 上記の項目全てあてはまる → 歯周病の症状がかなり進んでいます。
歯周病(歯槽膿漏)ってどんな病気?
歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。
歯周病の原因。
歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気のことで、結果的に歯を失う原因となります。
歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。 これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。
より詳細に知りたい方は 日本臨床歯周病学会 のHPへ!ちょっと恐怖で慄く写真もありますが・・・(^^;
アラフォー以降は歯周病になりやすい!
「40歳以上の8割が歯周病にかかっているんです。アラフォー以降は全員、歯周病ケアをする必要がありますよ」
唾液には抗菌作用がありますが、年を重ねると抗菌作用が減ってきます。また、歯茎の免疫力も低下するため、歯周病になりやすくなってしまいます。
それに30代後半からは若い頃から知らないうちにかかっていた歯周病が知らない間に悪化し、発覚する時期でもあります。
「歯周病は初めのうちは痛みなどの症状はほとんどないので、悪化するまで気がつきにくいもの。”隠れ歯周病”の人が、実はすごくたくさんいるんです。細菌のかたまりである歯石がたまり、歯と歯茎の間の歯周ポケットに歯石となって沈着し、炎症を起こすことから始まります」
その歯周病を防ぐには毎日の丁寧な歯磨きで歯石を取り除くこと必要になってきます。
月刊からだにいいこと 2016年 07 月号 [雑誌]』
正しい歯磨き方法を学ぶ。
概ね、わたしが歯科医で注意を受けたこと、そして、『 100歳まで自分の歯を残す4つの方法 』にて勉強した歯の磨き方と同じようなものでしょうか。今まで歯医者で歯科衛生士さんに指摘を受けていたことを理論的に体系的に勉強できました。わたしの歯磨きのベースはこの本にあります。
参考 『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』正しい磨き方で歯を磨くと気持ちいい!
特に歯を磨く順序は勉強になりました。詳しい磨き方は本を参考にしていただきたいですが、基本的には一筆書きの要領ですね。右上奥歯 → 正面 → 左上奥歯 → 左裏奥歯 → 正面裏 → 右上裏歯 → 右下奥歯・・・と一筆書きの要領ですべての歯を磨くことを意識することが必要とのこと。
また、上記でも書かれていますが・・・
- 優しく磨く。
- 歯を一本ずつ磨く意識。=小刻みに。
- 歯と歯茎の隙間を意識して磨く。
ということは徹底して歯医者で指導されました。
特に若い頃は歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)を磨くという意識がまったくなかったのですが(汗)、アラフォーの現在はそこを意識して重点的に磨いております。その方が歯医者や歯科衛生士さんに褒められるということを学びました。そう、管理人は褒められて育つ子です(?)
歯茎までしっかりと磨く。
歯と歯茎の境目を中心に磨く。境目に斜め45度の角度で歯ブラシをあてる。
※歯だけを磨いても歯周病の元になる歯茎の周りのバイキンは取り除けない!
上記の参考記事でも書いておりますが、ここ数年使っているはブラシは以下です。
安くてコストパフォーマンスがいいこともさりことながら、使勝手が抜群。一度、これを使い始めるともう他の歯ブラシは使えませんね!
デンタルフロスも使っています。
一方、歯間ブラシは使っていません。わたしの歯の隙間は少ないので歯間ブラシがうまく入らないんですよねー(^^;
磨く回数は1日1~2回。
1日に何回も磨くより、1日に1回で丁寧に磨くことを意識しろ!とのことですので(^^; 1度磨くと短くて10分、長いと30分(!?)ぐらい磨いている時があります。テレビを見ているとついついね。。。
歯科医曰く、正しい磨き方なら30分でもOKとのこと。
目標は100歳まで自分の歯を残す。
加齢によって歯を失い始める平均年齢は51歳。
現在、41歳のわたしの歯はすべて自前(?)の歯ですが10年後の51歳で「歯が無くなるー!」とならないために今から歯の保存に頑張ります!
生涯、自分の歯で美味しいものを食べたいしねーそれに口臭が臭くなるのもちょっと避けたいですね・・・入れ歯もインプラントもできればやりたくない!
そのために、100歳まで自分の歯を残す!という意識のあり方はとても大切なんじゃないかなーと思っています。特に歯は意識する、しないで大きく変わってくることを実感しています。
皆さんも定期的に歯科検診を受けましょうね。
今後の課題、マウスピース制作検討中。
次は歯ぎしり対策にマウスピースを制作してもらおうかなーと検討中。
次回、先生に相談をしてみます。保険適用なら即購入をしているかも(・・;) 保険が効かないと・・・要検討ですねw
市販のマウスピースはちょっと不安なんですよね。。。
後、白い歯をいかにして維持するかですよねーマメな ココナッツオイルプリング かしら、やっぱり。
かかりつけ医がいない方は探してみない?