例年の夏ならば、今の時期、わたしは間違いなくヘロヘロになっています。
体重も落としに落とし、「どうしよー」と焦ります。食べないといけない、でも、食べられないを繰り返していました。これは20年近く繰り返していました。
が、今年の夏のわたしは元気です。
体重は一向に落ちる気配がなく、45キロ台をな余裕でキープできております!ここ数年で最も体調がいい夏を過ごしました。
何故か?卵を食べなかったから。
その結果、胃腸の不快感は一気に軽減され、体も軽くなり、食欲も落ちなかった!今年の猛暑にも耐えました。
遅延型フードアレルギーとは。
そもそも遅延型フードアレルギーとは何か?
皆さんがご存知のフードアレルギーとは卵やカニ、蕎麦などを食べて数分後に発疹、高熱、嘔吐、けいれんなどが起こる即時型のものだと思います。
それとは別にアレルギーには非即時型、すなわち遅延型も存在します。
症状が出るのは早くても数時間後、長い場合には数週間以上かかります。そのため、何が原因なのか特定しにくいのが大きな特徴の一つ。自覚的症状がないままじわじわと進行していくため、「潜在方フードアレルギー」とも呼ばれます。
『食べる美女肌セラピー 体の中からキレイになる』P60より抜粋。
一般的に遅延型は即時型に比べて症状が弱く、発見が遅れがちになります。
怪しいのは「卵」だと予想。
〔参考〕遅延型フードアレルギーの検査結果が返却された、そして「さようなら、卵」。
遅延型フードアレルギー検査を受ける前に散々、己の食生活を研究しました。
自分が食べたもの、その結果、どのような変化が体に起こっているのか、ノートに記載をしていきました。その中で卵か乳製品が怪しいと気づいていました。
- 卵 → 確実に怪しい。
- 乳製品 → 微妙・・・
それが遅延型フードアレルギーの検査結果により明確になり、「やっぱりね」と。まぁ、卵を使わなくてもいろいろと料理ができるものですね。
主人の弁当などに卵は使っていますが、それ以外は全く使っておりません。加工食品に含まれている卵も徹底的に除去します。
わたしの甥は卵・乳製品がアウト。
小学生になる一人の甥が卵と乳製品にアレルギー反応を示しています。
現在は病院指導のもと、少しずつ慣らしている段階ですが、卵は固ゆで&少量ならOK、乳製品は恐らく今後も無理、という感じだそう。
彼は典型的な即時型のため、少量でも含まれていると顕著にアナフィラキシーショックを起こします。そのため、手土産に非常に気を使う数年を過ごしてきました。
その知識が今ここにきて役に立とうとしています。
甥が食べられるものはわたしも食べられるもの、と。
過去に渡したものをリストアップして少しずつわたしも摂取していきたいと考えております。
また、マフィン作りを再開しようかな~←「おい、小麦粉!」と言われそうですが、最優先は卵、その次が乳製品なので(汗)
わたしは半年間、アレルギー反応を示したものを除去することでまた食べられるようになる可能性はありますが、甥はそこが難しいですからね・・・
卵は現在、大いなる期待を持って見守っています。同時にできれば乳製品も調理方法によってはいけるようになるといいな、と期待を。だって、美味しいお菓子には大概、卵&乳製品がつきもの。伯母としては彼がその美味しさをいつか味わえたらいいなぁ、という勝手な希望があります。
〔関連〕ノバク・ジョコビッチによるグルテンフリー生活への誘い、食事に関する4つのルール。
何を食べないか。
基本的には万遍なく、幅広く食べるということが大切なんだろうと思います。
が、それよりも食べないものを把握することも必要ですね。今回の遅延型フードアレルギーの検査でそれがより明確になりました。わたしはここ数年胃腸の不調、不快感に悩まされていましたが、それは胃弱だからと済ませがちでした。
が、卵を排除し、乳製品もできるだけ排除する生活の中で胃腸が少しずつ安定してきていることを実感します。この他、今回の検査で判明した食品の除去もあわせて行うことでもっと良くなるかもしれない、と期待も。
そして、半年後、1年後の変化を楽しみにしたいと思います。
下記はわたしが受けた遅延型フードアレルギーの検査キットです。