医師の溝口徹先生が書かれた『 「女性の脳」からストレスを消す食事 』を読みました。
その中、「あなたの体に足りない栄養素はどれ?」という項目が興味深かったのでシェアをさせていただきます。
ちなみにわたしの場合は鉄とタンパク質、亜鉛が足りないような気がします・・・(^^;
以下のチェックリストを参考にしてみてはいかがでしょうか?
※チェックリストの項目は『 「女性の脳」からストレスを消す食事 』を参考にしております。詳細は同著をご覧ください。
あなたの体に足りない栄養素はどれ?
一つのタイプだけ当てはまる場合もありますし、いくつかのタイプが複合する場合もあります。ということになります。
鉄欠乏タイプ。
- 立ちくらみ、めまい、耳鳴りがする
- 肩凝り、背部痛、関節痛、筋肉痛になりやすい
- 腰痛、頭痛になりやすい
- ぶつけた覚えがないのに、よくあざができる
- のどに違和感がある、ものを飲み込みにくい
- 階段をのぼるだけで疲れる
- 夕方になると疲れて横になることがある
- 月経前になると心身の不調を覚える
- 月経の出血量が多いタイプである
- 便秘がちである
女性に最も不足する栄養素の一つ。月経のために毎月、大量の血を失う女性は鉄不足になりやすいのです。
鉄欠乏症貧血の女性の肌はカサカサとしてハリがないのとが特徴です。鉄は見た目やエイジングケアに直結るする栄養素とされ、積極的にとる必要があります。
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低血糖タイプ。
- 甘いもの、スナック菓子、清涼飲料水をよく口にする
- 主食(ご飯、パン、麺類)をよく食べる
- 夕方になると強い眠気を感じる
- 空腹を感じると、イライラしやすい
- 食事の時間が不規則である
- 21時以降に食事をする
- 食事と食事の感覚が長い
- 夜中に空腹で起きることがある
- ご飯を残すことに罪悪感を覚えるタイプだ
最近は糖質制限ダイエットがブームということもあり、糖質の害は少しずつ知られるようになっていますね。
糖質をたっぷりととると、脳のホルモンバランスが崩れ、猛烈な眠気や集中力の低下といったトラブルが現れます。また、糖質過多の人は太りやすくなるとされています。徐々に糖質を減らしていきましょう。
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ビタミンB欠乏タイプ。
- アルコールをよく飲む
- 音に敏感である
- イライラしやすい
- よく夢を見る
- よく口内炎ができる
- 肌荒れを繰り返している
- 糖質(甘いもの・ごはん・パン・麺類)をよく食べる
- ぼーっとしていることが多い
- 舌に違和感がある
- 疲れやすい、エネルギーが続かない
ビタミンBは糖質をたくさん摂取することで失われていく栄養素。タンパク質、糖質、資質をエネルギーに変換する際に必要となる、大切な栄養素ですから、その役割は重大です。
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タンパク質欠乏タイプ。
- 肉、魚をあまり食べない
- 野菜中心、あるいは和食中心である
- 最近、シワが目立つようになった
- 体重が減っている
- 筋肉が落ちた感じがする
- 食が細い
- 糖質でお腹を満たすことが多い
- 髪がパサついてきた
- 体重は変わっていないのに、体脂肪が増えた
- 肌にハリがない
タンパク質は脳内ホルモンの原材料。タンパク質が足りないと脳はエネルギーダウンしてストレスに負けてしまうことに。
また、タンパク質は脳だけではなく、筋肉、皮膚、血管、粘膜など体そのものを作る原材料でもあり、特に意識して摂取する必要のある最重要栄養素。
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亜鉛欠乏タイプ。
- 爪に白い斑点がある
- 味付けが濃くなりやすい
- 洗髪時に髪が抜けやすい
- 傷の治りが悪い、傷跡が消えにくい
- よく風邪をひく
- しょっちゅうファーストフードを食べている
- 皮膚炎が起きやすい
- お腹をくだしやすい
- やる気が出ない、無気力である
- 性欲が湧かない
亜鉛は新陳代謝に大きく関わってくるため、鉄と並んで大切なミネラル。
亜鉛は精巣や卵巣などの臓器に大量に含まれ、その他、毛根、粘膜、皮膚などにも多く存在します。亜鉛が減ってしまうと、これらの臓器や組織の活動が落ちてしまうことに。まず、毛髪や爪に分かりやすい変化が現れ、髪の毛の質が落ち、爪は縦の線が目立つようになり、艶がなくなってしまうことに。また、子どもを作る人にも大切な栄養素になります。
特に糖質をよく食べる人、アルコールを摂取する人は特に亜鉛が多く失われていきますので積極的にとりたいもの。
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年齢によっても必要な栄養素は異なってくる。
女性の一生には大きな変化が4つあります。
- 成長期
- 妊娠・出産期
- 中年期
- 閉経期
この4つの時期がそれぞれ必要とする栄養素は異なってきます。ここでは主に中年期と閉経期に焦点を絞ります。
女性ホルモンの変化に注意。
40歳を過ぎると月経周期が保たれていても分泌される女性ホルモンに変化が出てきます。女性ホルモンの分泌量が著しく減ります。
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンに分けることができますが、この二つのバランスを保つことが更年期を迎える女性には絶対に必要になってきます。エストロゲンを一方的に補充すればいいというものではなく、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが第一に大切なのです。
このバランスを整えるためにまずは大豆製品を食べることをオススメされています。納豆や味噌汁、無調整の豆乳、ソイプロテイン、大豆パウダーなどを活用し、積極的に大豆製品を口にすることが必要になってきます。それだけで十分なイソフラボンを摂取することが可能になってきます。イソフラボンには天然のバランサーとしての役割があります。
閉経後の女性は骨粗しょう症が増えます。更年期を過ぎ、閉経を迎えると女性ホルモンの分泌量が減少し、骨からのカルシウムの溶けだしが増えてくることが原因とされています。そのため、骨がカスカスに。
そのため、更年期~閉経後の女性はビタミンDとカルシウムを積極的にとることがオススメされています。
サプリメントをうまく活用する。
サプリメントに抵抗感がある人も多いようですが、よく言われるように現代人が食べ物からだけで必要な分だけの栄養素を補給するのはとても難しいです。
- 食事メニューが偏りがち
- 現在、スーパーに並んでいる野菜や果物は栄養価がスカスカ
- 大きなストレス
特に3の大きなストレスが現代人の脳から栄養素を大量に消費しています。ストレスによる脳の栄養消費量はこれまでの人類の歴史の中で最も大きいのではないでしょうか。
40代の女性ともなれば、仕事、家庭、介護、子育て、ありとあらゆるストレスが襲い掛かってくる人も多いのではないでしょうか。加えて食材に含まれている栄養素が減っているという大変な状況。
そんな中、ストレスに打ち勝ち、美容と健康を保ち、そして、エイジングケアに励み、病気にかからないようにするためには食事からの栄養素の補給だけでは追いついていない状況に陥っている方が多いとのこと。
だからこそ、サプリメントで効率的に栄養を補給しましょう、と。
わたしに足りないもの、鉄、タンパク質、亜鉛。
わたしが実感したのは鉄、タンパク質、亜鉛の不足。
わたしは生理周期が昔から短く、26日前後になります。そのため、ひと月に2回生理が来ることも珍しくありませんでした。
それでも貧血に悩んだことがない & 倒れたことがないので、わたしの体内の鉄分が不足しているとは想像だにしておりませんでした。が、よくよーく考えてみると軽い立ちくらみは昔からよくありました。特に長時間、同じ作業をとった後に動くと頭の中がクラリとするような立ちくらみが。それを単純に「あ、血液の循環が悪くなっている~体を動かさないと~」と捉えていましたが、今思うとこれが鉄不足による立ちくらみなんですね・・・知らなかった(^^;
その立ちくらみが先日から飲み始めた サジージュース でいい感じに解消されて、遅ればせながら「あれ、わたし、鉄不足だったの?」と気づかされました・・・鉄分ってまったく意識していなかったけれど、毎月の「月経」で大量の血を失う女性の大半は鉄分不足の可能性が高いようですね。そんな当たり前のことすらわたしの中からすぽーんと抜けておりました。汗
現在は、鉄と後述する亜鉛を補充するために サジージュース を定期購入しております。
また、卵アレルギー & 肉嫌いのわたしはタンパク質は不足しているという認識があり、現在、せっせと プロテインを摂取 しています。これは変化としてお肌にむっちり感が出てきました!憧れのむっちり感と一人喜んでおりますw 食の細さは相変わらずですが、効率的にプロテインで補給するだけでも変わるものがあるんですね。
亜鉛は今回の記事を書きながら足りないかな・・・と。イチイチ、あてはまりますので。 サジージュース には亜鉛も含まれていますのでこれでしばらく様子を見たいと思っています。それでも「足りない」と実感するようなら亜鉛のサプリメントを取り入れることを検討します。
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プレ更年期に向けて女性ホルモン対策。
また、女性ホルモン関係に関しては大豆製品の積極的な摂取はもちろん、わたしの体はエクオールを生産できませんので、小林製薬の エクオール を摂取しております。
参考 『エクオール』小林製薬の「発酵大豆イソフラボン」サプリ、40代主婦が本気の更年期対策に購入。
有名な大塚製薬のエクエルが1日に10mgのエクオール摂取を勧めていることに対し、小林製薬の エクオール は2mgと量がグッと少なくなります。が、現在のわたしはプレ更年期対策という位置づけですので、このあたりで女性ホルモンのバランスを測っていきたいなと目論んでいます。
今回、鉄不足に気づいていなかったことはいろいろと考えさせられました。
40を超えたばかりのわたしはまだ更年期はきていないと思い込んでいますが、ひっそりとじっくりとわたしの体の中を進行しているに違いない、と。
じっくりと自分の体を向き合い、きたる更年期はもちらん、閉経期も軽やかに乗り越えられるように今から努力をしていきたいものだとシミジミと思いました。
さて、あなたの体に不足している栄養素はありましたでしょうか?