読者の方から「このブログを読んで砂糖断ちをしましたが何の変化もなくて、砂糖断ちを続けられる自信がなくなってきた・・・」とメールを頂きました。
彼女は砂糖断ちをすれば「ダイエット」に繋がると期待をしていた様子。
が、砂糖断ちのストレスにより過食に走り、逆に太ってしまった・・・とのことでどうしたらいいんでしょうか!?おまけに何の変化も感じられないんです!
なるほど・・・
相当にストイックな食生活を実践。
送られてきたメールを拝見しますと、彼女は相当にストイックな食生活をされている印象でした。
いわゆるマクロビオティックな食生活。
マクロビオティックとは
マクロビオティックというと、ストイックなイメージを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。
わたしも一時期、マクロビオティックを実践しましたが、胃腸の弱いわたしには「玄米を食べる、この食生活は無理だわ」と早々と白旗を掲げました。何よりも料理が面倒くさい!美味しくない!たまにマクロビオティック料理を頂くならシミジミと味わって食べ、美味しいわ、と楽しめますが、わたしのお子様味覚にあの食生活は無理でした・・・
が、彼女はその食生活をベースにして、たまに魚や肉、卵を取り入れる食生活をされている様子。メールを拝見すると以前の食生活からガラリと変更されたのだろうと推測されました。
うん、ストレスがたまりそう!
と容易に想像ができました。だって昔のわたしも「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」のマクロビオティックを実践して、ものすごくストレスがたまったもの。ええ、そう、フィッシュベジタリアンだったわたし ですら、マクロビオティックにはストレスがたまりました。
結果として・・・
体の声を聞いて、たまにはジャンクフードも食べましょう。甘いものを楽しみましょう。ええ、思いっきり堪能しましょう。そして、楽しんでストレスが発散できましたら、またベースの砂糖抜き食生活に入りましょう、という結論に。
元々、彼女はさほど太っておりませんでしたので(BMI的には平均よりやや痩せている!)、それぐらいの緩さでいいんじゃないでしょうか、と。
結局は食生活のバランスなんですよね、きっと。
罪深く、美味しい食事もあっていいと思う。
砂糖たっぷりの美味しい、甘いものを楽しむ時間があってもいいと思います。
コテコテの油まみれのジャンクフードを食べる時間があってもいいと思います。
開放感にあふれて、お腹いっぱいに食べる時間があってもいいと思います。
そう、普段の食事を自分なりにコントロールできていれば、それらの時間があってもいいと思います。ダイエットをしているのではなければ、たまにそれらの罪深いモノを食べるのはOKじゃないかな?と。
何しろ、罪深く、美味しい食事の誘惑はとんでもないですからね!
そして、それらを食べて満足した後、また日常の食生活に切り替える、と。わたしの場合でしたら、アイスクリームを食べた。美味しかった。 → 砂糖断ちを頑張る!とエネルギーに変換しております笑。
〔参考〕砂糖断ち9ヶ月目!今日から1週間、厳格に砂糖をやめる。
砂糖たっぷりの罪深く、甘く、たまらないほど美味しいアイスクリームを口にしたからこそ、また砂糖断ちを頑張れる、という妙なこじつけですね。
でも、これでいいと今は思っております。
そもそも砂糖断ちで痩せるのか?
個人的にはちょっと何とも言えない感じです(・・;)
わたしの場合は、現在、「目指せ!48キロへの道」というデブエット中ですのでむしろ痩せると困るのですが・・・太りませんw45キロ台をウロチョロしたままでまったく太る気配がありません。食欲の秋でわたし比ではかなり食べているはずなんですが。
というわけで、砂糖断ちは体重の現状維持には効果があるのではないか、と体感しております。
その現状維持の数値から体重を増やす、減らすは運動ないし、もっと別の食事方法が必要なのかもしれませんね!でも、理論的には今まで甘いものを大量に摂取していたのなら、砂糖をやめた場合、その分減りそうな気がするんですけれど・・・(・・;)
おりしも、興味深い記事が掲載されました。
激減しないまでも体重がより“安定”する。
体重の増減には、いくつもの要因があるので、必ずしも「体重が減る」と断言するわけではありません。ですが、激しく変動しなくなるということはハッキリしています。砂糖が多く含まれている食品を食べ続けると、運動で燃やさない限り、間違いなく脂肪として体に堆積されてしまいます。糖分過多な食品は、しばしば炭水化物であるため、これを控えることで体重が減るひとつの理由ができあがるのです。
とのこと。
個人的にもこれは納得できますね。今年は親知らず抜歯やらなにやらで体重が42~46キロで乱高下しましたが、わたしの日常の食生活に戻ると45キロでピターと安定しました。
痩せたいのなら、より何かプラスαが必要になってくるのでしょう。運動やウォーキング、ランニングなど。
〔参考〕理想のボディラインは自分で作る!『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ』。
個人的に砂糖断ちで感じた変化。
もう、なんでしょう、9ヶ月目になると砂糖断ちによる変化もあんまり感じないのですが・・・これは断言できます。一番、感じている変化は花粉症の症状が軽くなったこと。これは砂糖断ちの効果として顕著に感じました。
わたしは春のみならず、秋も花粉症で通院していましたが、今年に入ってからは一度も花粉症で通院していません。念のためにアレグラを購入しましたが、ほとんど服薬しておりません。それほど花粉症の症状が軽減されました。
〔参考〕脱シュガー・砂糖断ちをして1ヶ月と半月、ここにきてますますいい変化。
もちろん、今でもたまにぐずぐずとくることはありますが、それがどうした!というレベル。
毎年、病院に通わないと耐えられないレベルだったのがもう通わなくていいレベルになったということがとにかく素晴らしいですね!
この変化だけでも砂糖断ちで砂糖をやめて良かったと心の底から良かった、と。それほど花粉症は辛かった・・・( ;∀;)主婦として、家計へのダメージも減らせましたし、いいことづくめ♡
そして、春も秋も大好きなウォーキングを心置きなく出来ます!マスク無しでもへっちゃらです!これって本当に素晴らしい。花粉症の方なら共感していただけると思うのですが。ビバ、砂糖断ち!
砂糖断ちによる変化は個々によって違う。
砂糖断ちによる変化は個々によってかなり違うんじゃないだろうか、と想像をしております。
個々の体質や生活スタイルの違いなどによって、変化が異なって出てくるのだろう、と。
劇的な変化もあれば、ゆっくりとした変化もある。そして何も変わらない場合もある。
でも、確実に言えるのは砂糖の摂取量を減らすことで将来の糖尿病や病気の可能性が少し減るんじゃないかな、とうすーく期待をしております。
今、目に見える変化がなくても、長い目で見ることを意識したいですね!
このメールをくれた彼女、体重が減ったのかなぁ?減っていることを祈ります!
〔砂糖断ちの過程をまとめました〕砂糖断ち・砂糖抜きの過程まとめ(2015年2月10日~現在)。