さて、先日、親知らずを抜いたことにより、歯に対する健康意識が非常に高まっております。
参考 40代からの親知らずを抜いたレポ、診療の流れやかかった時間・費用など。
これから年を重ねるにつれて、歯が弱く、脆くなっていく可能性は十分にありますが、その流れを少しでも遅くしたいもの。
で、こんな本を読みました。
歯に関する本はこれが初めて。
非常に勉強になりました。もっと若い頃に読んでおけばよかったなぁ、と思うほど。もしくは親知らずを抜く決意をする前に。
でも、親知らずは抜きます!抜いたうえで、いかにして今後の歯を健康に保っていくか勉強をしたいと思います。
野生動物は虫歯にならない。
この本で初めて知りましたが、野生動物は虫歯にならないんですって!
考えてみれば歯磨きをしている様子もないのに何故、虫歯にならないのか、というと砂糖を摂取していないから。
もっとも簡便かつ強力な虫歯予防法は砂糖の摂取制限です。砂糖の摂取量を限りなくゼロに近づければ、虫歯になるリスクも劇的に減ります。
『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』p88より抜粋
そして、事実、砂糖を食べない動物は虫歯にならない、と。
そう、人間も砂糖を減らせば、虫歯のリスクは確実に減る。
歯の健康にとって砂糖は最大の敵。
そして、その砂糖(ショ糖)をとらないことは虫歯にならない、もっとも簡単な方法だそう。砂糖を摂取しないだけで虫歯になるリスクが限りなくゼロに近くなるようですよ。
自分の歯を生涯残したいと強く願うのであれ、「できる限り砂糖をとらない」という強い覚悟と決意が必要です。
『100歳まで自分の歯を残す4つの方法』P86より抜粋
そのために以下の3つにチャレンジをしましょう。
歯の健康のために砂糖を控える3つの方法。
- コーヒーや牛乳などには砂糖を入れない。水分補給は砂糖の入っていない飲料を選ぶ。
- 砂糖を多く含む加工食品は出来るだけ購入しない、口にしない。
- 家庭料理については、家族で話し合って、砂糖の使用を最小限にする。
また、砂糖断ちという観点から以下の記事も参考までにどうぞ。
参考 こうやって砂糖という麻薬を断つ!脱シュガープログラム。
それでも、どうしても甘いものがやめられない場合はその影響を最小限におさえる努力を。
砂糖が長時間、口内に留まっていると「砂糖→デキストラン→プラーク→虫歯」という嫌な進行が。
これを断ち切るために、口内にある砂糖を一刻も早く流してしまう必要があります。そのために、砂糖が入った食品をとったら、できるだけ早くうがいをすること。これにより、虫歯への進行を抑えることが可能になります。
間食もアウト。
砂糖が入っていない間食を食べればいいんでしょーと思っていたわたし。
が、歯の健康のためには間食はアウト!
間食の習慣がある人は、ない人にくらべて、明らかに虫歯になるリスクが高まります。
1日の内に間食を含め、何度も食事をすると、口内のph値が酸性と中性を行ったり来たりを繰り返すことになり、結果として歯のエナメル質が溶けることに!このような状態が続くと歯はあっという間に虫歯へ一直線。
うん、やっぱり砂糖はダメなんだね。
この本を読んでやっぱり砂糖は百害あって一利なしなんだな、と実感させられました。
これからも砂糖断ちを頑張っていきたいと思います。